本屋さんの仕事 太陽レクチャー・ブック005 (太陽レクチャー・ブック 5)
- 平凡社 (2005年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582630664
作品紹介・あらすじ
人気の書店は、どのように誕生し、お客さんの支持を集めているのか。独自のノウハウ、哲学を徹底的に語った「本屋さんの仕事」講座。ビジネスを成功させる秘訣、仕事と人生を楽しむヒントが見つかります。
感想・レビュー・書評
-
本屋さんになりたい!
と思ったことは、本好きな人なら一度はあるのではないだろうか。
私もそのひとりだったけど、ならなかった。本屋さんの大変さは、もれ聞こえる。
やっぱり大変な本屋さん。でもその魅力にとりつかれ、大変な状況すらも楽しみ、信念をもって「本屋さん」をしている人たちのお話が聞ける1冊。
池袋コミュニティ・カレッジのレクチャーを基に構成されている本なので、まさにレクチャーをきいている感じです。質疑応答に参加できませんが、1500円でその場にいるかのようなお話を読めるのはお得では。
本屋さんになりたい人は必読。
本屋さんにならなかったけど、本にかかわる仕事には就いて、でもそのわりには現状にくさくさしている自分にとっては、「仕事で自分はなにがしたいのか」をもう一度考えるきっかけをくれた1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”<一言>
---
T:
P:
O:
---
<読書メモ>” -
<閲覧スタッフより>
ネット通販や電子書籍が普及し本屋離れが進むなか、リアル書店にしかできないサービスを提供するために書店員さんは様々な努力や工夫をされています。書店や本を支えている現役書店員さんの苦労や喜びなど、生の声を聞くことができます。
--------------------------------------
所在記号:024||ホン
資料番号:20096360
-------------------------------------- -
どういう思いを持って本屋をやってるのかの部分がしっかりしてないと。何をお客さんに与えられるのか。多方面から新しい価値をどう見せるか。
-
「いま、本屋さんに求められている仕事とはどういうものか」について、独立系書店・チェーン系書店・洋書専門店・古書店などなどに関わる人がレクチャーした講座をまとめた一冊。
「いま」といっても、これが出版されたのはちょうど10年前。とはいえ、ネットとの共存やこれからの書店のあり方など、現在の書店・出版事情の閉塞した状況を切り開くヒントに富む内容が非常に多かったように思う。
印象に残った言葉。
「衝動買いしたくなる本をどうやって並べるか。その魅力をどうつくっていくか。そういう編集能力、プロデュース能力、プレゼン能力といったものが、今後、書店の大きな仕事になっていくんだと思います」
「『なんかいい本ないかな』ってふらりと立ち寄った方が、図らずも面白い本と出会う機会をつくることが、いまの本屋に求められることだと思う」 -
図書館でざっくり読み終わった。本のサイズになっているが、どっちかって言えば雑誌に近いものです。
対談形式になっている。
本屋さんで働きたい人は読んでみていいと思う。
7年前出されたもので、よく本屋に行く人は、今やあまり新鮮さがないかもしれない... -
書店員の仕事を知りたいのならぜひお勧めしたい1冊。書店員が普段何を考え仕事をしているのかよくわかる内容です。
-
本屋さん達のお話を集めた1冊。
ちょっと自慢っぽい話し方の人から、この人のお店は行ってみたいなと
思うような人のお話までいろいろでした。 -
2012 1/1読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
Amazonでリコメンドされた本。
色々な本屋さん・本と関わる職業の人達のインタビュー・対談をとりまとめた本。もとはタイトルにあるようにレクチャーシリーズだったもの。
個性的な試みをしている人の話が多く面白い。
「あとがき」でも触れられているし昨今の読書歴や自身の経験からも感じていることだが、本と関わる/本を売る/提供する方法は多様であり得て、必ずしもがっちりかたまっていなくていい、ということを再認識できる。