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- Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582760958
感想・レビュー・書評
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日本は昭和の高度成長期が訪れるまでは、ほとんどのときが貧しかったのだ。それゆえ、数々の悲劇が産まれていた。天災や飢饉や流行病があれば、多くの人々は自殺か狂うか仏に縋るしかなかったのだろう。そんななかでも、強く悲しく生きた女性たちがいた。どんなに虐げられても、騙されても生き延びた。そのような話が「はたらく女たち」「遊女」「天草女」の段に鮮明に記されている。現代社会は経済的にはある程度豊かになったが、その反面、人や社会の絆がどんどん弱くなっている。これからどのような社会が待ち受けているのだろうか。
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この本から学んだことはいろいろある。
にんげんについてのじっくりとした記録。 -
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