伝説の日中文化サロン上海・内山書店 (平凡社新書 436)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854367

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  • 内山完造氏の生涯が、交友のあった中国文人とのエピソードとともに語られている。動乱の時代、両国の橋梁となった氏の厚い人柄があふれていた。思想が統制される厳しい環境で、善悪正邪をよく理解し、「やるべきことをやる」精神には頭が下がる思いだ。今年初めに魯迅公園周辺を散策したが、その時に読んでおけばよかった。

  • 前々回の訪中時に上海で内山書店跡や魯迅故居に行きましたのでかなり身近に読めました。詳しくは<a href="http://d.hatena.ne.jp/rockfield/">こちら</a>です。

著者プロフィール

太田 尚樹:1941年東京生まれ。東海大学名誉教授。専門は比較文明論。著書に、『パエリャの故郷バレンシア』(中公文庫)、『満州裏史─甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』(講談社文庫)、『死は易きことなり─陸軍大将山下奉文の決断』(講談社)、『伝説の日中文化サロン 上海・内山書店』(平凡社新書)、『満州と岸信介─巨魁を生んだ幻の帝国』(KADOKAWA)、『ヨーロッパに消えたサムライたち』(ちくま文庫)、『満洲帝国史─「新天地」に夢を託した人々』(新人物往来社)、『支倉常長遣欧使節 もうひとつの遺産─その旅路と日本姓スペイン人たち』(山川出版社)などがある。

「2022年 『南洋の日本人町』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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