「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー (ベスト新書 391)
- ベストセラーズ (2012年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584123911
感想・レビュー・書評
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こういう意識高い系の人(笑)が生み出されたのは労働形態の多様化が背景の一つとしてあるのかも。
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「意識高い人(笑)」に自分も足を踏み入れているのではないか、ということを気づくきっかけになる。
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★4つにするか迷って、3つ。
言いたいことは伝わってくるし、各章ごとの内容も分かるんだけど
読み終わるころには、全部がぼんやりしてしまうかんじ。
なんか統一感がないというか…
うまくいえないんですけど。
構成の問題なのかな。
同じ著者の本でも、別の本(「自由な働き方をつくる」)は
そんなことはなかったんだけど… -
自己啓発を読んでも仕事は出来ない、目の前の仕事をやる以外仕事は上達できない。
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まあよくある「自分探し」批判の本でした。
「なりたい自分」を探して、それになる努力をするぐらいであれば、今目の前にあることに一生懸命になれ。言うてることは至極まっとう。
そうは言うけど、そういう学生やら社会人やらがそんなにいるものなのか。もうすでに「意識高い系」の人間でさえも古臭くなっているような気がするけど。
あと、いちばん問題なのは「意識高い系」という基準があいまいになっていて、そういう自分だとしても、誰もその事実を認めようとせーへんことちゃうかなあ。
要はバランス、そういう「意識高い系」の人間も、もうちょっとおってもええんちゃうかなあと思うのが自分の結論です。 -
この書籍の内容を端的に表すと、昨今のノマドムーブで前のめりにカラ回っている若者をおっさんが説教する本ですw
志を高く持ってても、中身が伴ってない若者が周りにいれば、その人をイメージしつつ読むと色々面白いです。
ただ、僕は常見氏のツイートやコラムをここ数カ月毎回読んでいたので、それらをまとめ上げた内容が僕には既読感を与えて、そこまで新鮮味は感じませんでした。
正直なところ、前作の「僕たちはガンダムのジムである」の方が切れ味良かったかなと。個人的にはもっと毒舌テイスト全開で、イケハヤとか名指しして、勘違いノマドをバンバン批評してほしかったw
とは言え、197ページからの最後のまとめ章の、意識高い人に向けた諭し系メッセージは一読に値します。興味ある方はどうぞ。 -
「意識高い系」の学生に対し、勘違いするな!!と警鐘を鳴らす。
「意識高い系」とはどんな人間か、実例をあげ、なぜそういう人間が増えてきたか、なにがおかしいかを解説する。
学生以外が読めば、あ~、こんなやついるよな。。。くらいの感想。
該当者が読めば、怒る人もいるだろう。
著者も昔はそうだったんじゃないの?と勘繰りたくなる内容だ。