本当は恐ろしいグリム童話

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584183458

感想・レビュー・書評

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  • この書籍では、桐生操氏が考量したうえで、グリム童話のうち「白雪姫」「シンデレラ」「カエルの王子さま」「青髭」「眠り姫」「ネズの木」の六作品を使って解説しています。

  • 残酷なシーン有。

    1,2巻

  • 恐ろしいでなくエロいの間違いだった

    合間の解説が面白い

    少し性的に見すぎだろうと思う部分が多いが、そういう見方もあるのかと勉強になる

    彼女の目にはすべてのものが卑猥なものに映っているんだろう

    例えば
    ガラスの靴は処女膜
    赤頭巾ちゃんの赤は初潮の赤
    狼はレイプ犯
    白雪姫の王子はネクロフィリア
    眠れる森の美女が挿された糸巻きの針は男根

    そのうち本当は怖いジブリアニメって本がでそう

    内容は 
    メイが死んでいる
    トトロは死神
    キキは初潮を迎えたせいで飛べなくなった
    千尋は売春宿に売られた
    ハクは約束どおり湯婆婆に殺された
    崖の下のみんなは全滅
    アリエッティは最後に出てきた小人と子孫を残し人間の翔は亡くなる
    堀越二郎は女たらしのロリコン
    などなど

  • 懐かしさから、好奇心で読んでみたら あまりのおどろおどろしさにドン引きです。白雪姫・・ショック!!

  • 童話なんて読むの久しぶり〜。青髭って、どんな話だっけ? と軽い気分で読み始めてしまったので、衝撃が大きかったです。
    性的な描写も多いし、残酷な拷問の描写もあるし、そういうシーンは苦手なので、読むのが苦痛でした。子どもには読ませられない・・・大人になるまで読んでほしくないと思いました。
    『本当は恐ろしいグリム童話』を読んでしまったら、そのインパクトが強すぎて、今まで知っていた白雪姫もシンデレラも普通の童話としては読めなくなりそうです。
    ▼「眠り姫」→100年間眠り続けているので、美しさはそのまま、というけれど、実際は100歳の年の差。王子さまは自分の両親より年上の姫と結婚しちゃったんだ〜。世代のギャップが・・・。幼い頃は100年の時を越えて目覚めた姫とハンサム王子さまの美しい恋愛話だと思って読んでいたので、改めて読んでみて、ショックです(笑)。
    ▼巻末の参考文献に読んでみたい本がいくつか発見。

  • うーん⁈

  • どの作品にも殺しやセックスなどの場面があり、当初のグリム童話は完全に大人向けだったんですね。

  • この本を読むと、今まで知っていたグリム童話とはガラッと印象が変わってしまいます。子どもには教えられない恐ろしい物語とは…。

  • (収録作品)白雪姫―実母との愛をめぐる闘い/シンデレラ―母が遺した幸せへの約束/カエルの王子さま―女心を変えた不思議な力/青髭―禁断の鍵はもうひとつ/眠り姫―王女が眠った本当の理由/ネズの木―おとぎ話はこんなに怖い

  • [白雪姫][シンデレラ][カエルの王子様][青髭][眠り姫][ネズの木]誰もが一度はどこかで読んだり見たり聞いたりしたことがあるのでは?という残虐・エロスなどが含まれる発表当時の内容が書かれてます。

    これは童話として子供相手のベットストーリーとして話すことはできないでしょう。。。

    白雪姫のお話は色々とショック。
    その分シンデレラがハッピーエンドで終わってくれたことに救われました。


    ちなみに白雪姫が目覚めるオチは某クイズ番組の最終問題で出題されたことがあって「あー、あそこに私が座ってれば答えることが出来て賞金貰えるのに!!」ともがいてたことがあります
    (回答者は不正解でした)

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著者プロフィール

パリ大学(ソルボンヌ大学)、リヨン大学にてフランス文学・歴史を専攻。帰国後、執筆活動を行う。人物評伝や歴史の知られざるエピソードを様々な形で紹介している。その作品には拷問や悪女を取り扱うものが多い。主な著作に『本当は恐ろしいグリム童話』『やんごとなき姫君』がある。『本当は恐ろしいグリム童話』はミリオンセラーとなった。

「2016年 『新釈・皇妃エリザベートとふたりの男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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