- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585011927
作品紹介・あらすじ
猫好き必読の名エッセイ、待望の復刊!渋谷公園通りの猫センセイが描く、個性豊かな「自由猫」たちとの毎日。名作『公園通りの猫たち』に、続編『嫁ぐ猫』を併せた決定版。見ているだけで楽しくなる猫たちの写真も多数収録。
感想・レビュー・書評
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図書館で。
米原さんのベスト猫本の中に入っていたので借りて読んでみました。途中重複するなあ、と思ったら二冊の本を合体させたからか、納得。
今は野良ちゃんを一代限りでかわいがろう、という捨て猫防止協会さんとかの考えが主流になっているので読んでいてちょっと古いな、とは思いました。でも縁づいてもらわれていき、幸せに暮らしている猫のその後は本当に良かったなあ、と胸を撫で下ろす感じです。そしてネコのオスのケンカって…煩いんですよね。私は猫好きですがあのケンカのうるささとオシッコスプレーは猫好きでも結構耐えられないものがあると思います。明け方に一時間半ケンカ…。私なら水をぶっかけてるな(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
猫を飼っているだけに、頷ける箇所あり、泣ける箇所あり、一気に読んでしまいました。
「猫」たちが人間の心を、寂しさを、恐怖心を、変えてくれる話や、「夜」の最後の挨拶は涙なくしては読めませんでした。 -
まいりましたねぇ。これってホントのホントに実話なんだろうかと疑ってしまうでしょ、ふつう。終日、しかも連日、そんでもって何年も野良猫ならぬ自由猫を見守り続けているんでしょ。それどころか、餌を与えて、嫁ぎ先を見つけて、怪我をすれば医者へ連れて行って、死んだなら霊園に葬る。その費用はすべて自己負担だという。無茶だなぁ。考えられんなぁ。