戦争と図書館―英国近代日本語コレクションの歴史

著者 :
  • 勉誠出版
2.00
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585200666

作品紹介・あらすじ

第二次世界大戦で戦火を交えた英国と日本。その不幸な出来事の結果として英国の近代日本語コレクションは戦後急速に成長し、英国図書館、ロンドン大学東洋アフリカ学院図書館、ケンブリッジ大学図書館そしてオックスフォード大学ボードリアン日本研究図書館が所蔵する四大日本語コレクションが築かれることとなる。
敵国語としての日本語教育や敵国財産として接収された日本語書籍などの遺産によって支えられたその発展を、戦争とのかかわりから読み解く。

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  • 接収日本語資料など

  • 東2法経図・6F開架:014.7A/Ko97s//K

  • 日経新聞2019112掲載

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著者プロフィール

1948年愛知県生まれ。成城大学文芸学部卒業。慶應大学大学院修士課程(日本史)修了。ロンドン大学UCLでPG Dip(図書館・情報学)を取得。国会図書館勤務などを経て、1985年から2015年までケンブリッジ大学図書館日本部長。
主な編著書に、『日本の刺青と英国王室―明治期から第一次世界大戦まで』(藤原書店、2010年)、『ロンドン日本人村を作った男―謎の興行師タナカー・ブヒクロサン1839-94』(藤原書店、2015年)、『ケンブリッジ大学図書館所蔵アーネスト・サトウ関連蔵書目錄』(ゆまに書房、2016年)、『ケンブリッジ大学図書館と近代日本研究の歩み』(勉誠出版、2017年、第20回図書館サポートフォーラム賞受賞)、『戦争と図書館─英国近代日本語コレクションの歴史』(勉誠出版、2018年)などがある。

「2020年 『アーネスト・サトウと蔵書の行方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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