近代都市の下層社会: 東京の職業紹介所をめぐる人々 (サピエンティア)
- 法政大学出版局 (2016年10月25日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588603495
作品紹介・あらすじ
明治から大正にかけて、近代化の進む東京には全国から人が集まってきた。彼らは住居近くの職業紹介所を利用してより良い仕事を探すが、技術を持たない人々が就けるのは、ほとんどが日雇労働や女中などだった。江戸時代の流れを組む口入屋から、宗教団体による慈善事業、西欧を手本とした公立の紹介所まで、各事業の成立と展開、国や自治体の政策などを体系的に検討し、下層社会が拡大した経緯を追う。
感想・レビュー・書評
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「格差」について興味が出だしたため読んでみたものの、明治から昭和初期の話題であるため、目的にはあまり役立たず。すごく学術書なので、内容も固めです。
ひとつ、ピンハネのあたりは今のIT業界然り、長年の課題なのだなと改めて気付かされました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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