世界のお母さんマザ-・テレサ: レンズの中に愛がみえた (ポプラ社いきいきノンフィクション 15)
- ポプラ社 (1996年6月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591051139
感想・レビュー・書評
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児童用。これも感動的。世界で難民ばかり撮ってきたカメラマンが、『人を助けるとはどういうことなんだろ?』を考えたくてマザーテレサのいるインドまで飛ぶ。マザーの活動が広がったのは、シンプルでその中心が愛だからじゃないかと思った。立派な正義感とか使命感とかじゃなくて、お母さんのような人々を包み込む愛。路上で死にそうになっている路上生活者を『せめて死ぬ前に世界に愛があることを感じてほしい』と世話する。もともと先生だったのね。スラムの活動から始まったらしい。マスコミが嫌いみたいで筆者はよくにらまれるんだけど、マザーがいないおかげでカメラをおいて人々に直接ふれるということからはじめたいと思う著者。それにしてもインド人で3年間見習いした後ここで働く修道女たちはどういう生活をしていた女性たちなのだろう?気になった。そういうシンプルなことを淡々としてきた彼女。すごいなあと思った。
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