ルパン対ホ-ムズ (シリーズ怪盗ルパン 第 3巻)

  • ポプラ社
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本棚登録 : 80
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591062241

感想・レビュー・書評

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  • 老教授がマホガニー製の机を古道具屋で買うという読み覚えのある冒頭。確かこれは旧版を持っていたはず。筋はほとんど忘れているのに、こういうヨコなところを覚えていたりするもんだよね。
    まったく勝手にルブランがホームズを登場させてしまっていて、現代だったらこんなことできないだろうけど、著作権の意識がゆるい時代だからできたのだと解説に書いてあった。とはいえ、解説に載っていた当時出版された本の写真を見ると、Sharlock HolmesじゃなくてHerlock Sholmesになっていた。さすがに当時でも、人の作品の主人公をそのまま登場させてはダメだったんだろう。しかも、一応好敵手ばりに書かれてはいるが、ルパンのほうが上手のように描かれているし。

  • 読み応えがあり、じっくり読めた。
     ルパンVSホームズは、私にとって、
    夢の対決なので、楽しかった。ただ、途中
    でホームズが優勢だが、最後は引き分けだから
    ルパンは強い(最強?)だと思う。

  • 夢の対決‼️面白かったヨ!

  • やはりホームズでもルパンには勝てないのか……と思いきや以外な
    ホームズの逆転劇が繰り広げられ、最終的には引き分けかぁぁ。
    やはりルパンは無敵なのか…?

  • 愛国者であり色男であり紳士なおっさんと、イギリスからの負けず嫌いなおっさんの戦いの話。

  • シャーロックホームズとルパンが戦うところが面白くてすごかったです。

  • ルパン&ルブランとホームズ&ワトソンの会見シーンが面白くて好きです。ワトソンの扱いが可哀想ですが・・・

  • 南洋一郎さん訳文のルパンシリーズの3冊め。
    今回は、ルパンが犯人と思われる事件を解決すべく、イギリスの名探偵シャーロック・ホームズさんがワトソンくんと一緒にやって来るお話2編でした。

    ■金髪美人
    宝くじ盗難事件、老将軍殺人事件、ブルーダイヤ盗難事件の3つの事件の舞台になった建物が、すべて同じ有名建築家の設計で建てられたもので、内部に秘密の通路があって、それをルパンが利用したってお話でした。

    事件の際にはルパンの恋人らしき金髪美女が必ず登場して、重要な役割を果たしているんだけど、その正体は…って部分は、まぁよくある感じのお話だったよ。

    不二子ちゃん的ガール・フレンドってわけにはいかないようでした。
    まぁ、そうだよね(笑)

    ■ユダヤのランプ
    金髪美人事件の後日談的ルパンとホームズさんのライバル関係と、心優しい家庭教師とその家の夫人の雨降って地固まる的な物語でした。

    確かに全体としては面白いんだけど、なんだか「ルパンはスーパーマンだから!」ってだけで物事がどんどん進むのがちょっとキャラクター的には物足りないかも…。

  • 2010年2月15日

    <Arsene Lupin Contre Herlock Sholmes>

    装丁/藤田新策
    さし絵/朝倉めぐみ

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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