- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591076934
感想・レビュー・書評
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希望は願望であり幻想であり、けれども無ではない、ということ。先が途切れた道を歩む者すべてが愚かだとは、絶対に思わない。
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核戦争が起こり
地下シェルターに避難
でも外の放射能は減らずお母さんは血を吐いて死んじゃった‥
って話
こっからが面白いのに
短編の悲しさ
あと園児が友だちいじめて殺したのを同窓会で思い出す話とか -
2003年9月27日読了。
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ズッコケ三人組で有名な那須正幹さんの、少年を主人公にしたちょっと暗めの考えさせられる短編集
「The End of the World」
これが読みたくて買った!
学校の授業でこれ読んだんだけどどうしても手元に欲しかった。
話は核戦争が起きて、自分の家の地下シェルターに避難した家族。しかし想像していたより放射能の影響は大きく、母と父が相次いで亡くなる。一彦は無線で呼びかける。誰からも反応がない無線で。しかしあるとき、女の子から応答があった。一彦はその子のところまで行くことを決意する。
「まぼろしの町」
昔を思い出していたら、不思議なことになくなったはずの町に来ていて、謎がとける
「約束」
幼稚園の同窓会。ぼくはみんなを恨んでいない。ただ、覚えていてくれることが約束。
「ガラスのライオン」
お宝を埋めた。忘れたころに掘り起こそうと地図を3人でわけて。埋めたはずのガラスのライオン。それぞれの思い出。
相変わらずあらすじは自分の思い出す用。
感想としては、表題作は、何度も読み返してしまう。歌詞は、比喩として世界の終わりを恋愛の歌として歌ってるのに、それがそのまんまの意味で通る世界になっちゃってる恐ろしさみたいなのと、それでも生き残ってる…もう死んでるかもしれない女の子になんとなく思いを寄せて、この曲を聞きながら車を走らせる情景がなんとも言えない…!!うわわ・。(°^0^°)。・
他気になったのはやっぱ約束かなあ。
こないだちょうど読んでた乙一さんの夏と花火と私の死体を思い出した。 -
20100612再読。何だかもやっとして終わる短編たち(笑)ちょっと不気味って言うか、陰気っていうか。独特な雰囲気、児童書も書いてるせいか、分かりやすい読みやすい文章。
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『少年』たちが主人公の短編集。
表題作も、他の話も、淡々と、可も無く不可もなく、
それでも少しだけヒリッとする痛みを抱えた物語。
表題作の核戦争後の世界と言う
ファンタジックな設定に惹かれました。
世界が崩壊しようとしていても、
命の危険を顧みず、少年は少女のために動き出す。
王道ですが、そういう物語は好きです。
この設定、もっと全面的に活かされた長編を読んでみたいなあ。 -
世界の終わりが近づくとき、少年は…涙の味を思い出す少年たちの4つのストーリー。
4つめのお話以外はリアリティはないですが、何だか心に残る。
そんな感じの、お話ばかりでした。
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全体的にちょい暗めな作品です。
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2007.09.20
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ずっこけ三人組の方だったのか!知らないで手に取りました。さらりと読める短編集。