- Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591095775
感想・レビュー・書評
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夏休みを前にした、一学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年二組の男子生徒全員が姿を消した。FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す“解放区放送”。彼らは河川敷の廃校上に立てこもり、ここを解放区として大人たちへの叛乱を起こしたのだ。
私が生まれる前に発表された小説。今に至るまで“ぼくらの”シリーズは全く読んでいなかったので、今更初読。やっぱり子供たちが話してる内容とか言葉遣いとかは古めかしいけど、その爽やかさとか達成感は素敵だった。 -
廃工場に立てこもった男子たちを中心にそのクラスの女子やそのお母さん、先生の行ったことが詳しく書いてあって面白かった。
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多分昔に読んだはず。1985年から読み継がれてるとは…!
学生運動やら猪木やらスケ番やら、いろいろと時代を感じるがそれもまたオモチロイのだろね。今でも子どもたちがよく借りてゆくぼくらシリーズ。
是非映画も観て欲しいもんだ。りえちゃん天使。 -
毎年、オススメしてくれる6年生男子がいるので、ようやくシリーズ1作目を読み始めましたが…なんじゃこりゃ(^^;;
1985年初出とのことですが、全共闘とか戦争の語られ方とか、ポルノ観劇する教育者だとか女好きの父親だとか…申し訳ないけど失笑でした (_"_)
子どもが大人に反旗を翻すテーマには違和感ないものの、そんなハッキリわかりやすすぎる悪人の大人なんていないよなぁ〜。
個人攻撃が激しいし、なんだか相手を傷つける書き方するなぁと思いながら読みました。それも織り込み済みなのかな。
大人も子どもに振り回されすぎ。夏休み中ほっときゃよかったのに(笑)。
私も昔、山中恒さん『あばれはっちゃく』の爽快感とアホさ加減が大好きだったけれど、それと同じ読後感なんだろうな、きっと。
あばれはっちゃくは、はちゃめちゃながらもそこに愛があった気はするんだけど…「ぼくら」シリーズよ、ここに愛はあるのか???(笑)
学校図書館選書検討本でしたが…まだまだ検討の余地ありかな。時の経過に伴って、ケータイ世代には時代背景を理解するのにも難しくなってきているし、1作目はとりあえずないわ〜。 -
初めて読んだのは小学生の頃でした、
何度も何度も、読み返した記憶があります。読書が好きになったのもこの本がきっかけです。
最近、久し振りに読み返したのですが、やっぱり面白い!!
多少、厚い本ですが開いてみると話にグッと引き込まれるので案外サクッと読めちゃいます。
読書感想文にも最適だと思います、
是非、読んでみて下さい。 -
解放区を作ったばかりのところはすごく面白いんだけど、
大人たちに反撃を始めるあたりからのテンポがわるいかなーっておもった
前半はおもしろかったけど後半がずるずるしてる
きがする -
子供達の気持ちだとかをよく分かっていて大人達への反乱が見ていて爽快で面白かった
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子どもの頃に読んで、自分の子どもにもと思ったのに、また自分で読んじゃいました。
ゲームばかりしてる子どもに読ませたいと思ったけど、入りには映画のほうが良かったかな!?
子どもの頃は相原くんみたいなメインキャラがいいな~と思ってたけど、今は小黒くんも宇野くんもイイキャラだな♪って思う。 -
昔、ハラハラしながら読んだ。今思うと、学生運動的だし、疑問点も多いけれど、当時は楽しく読んだ。