- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591096994
作品紹介・あらすじ
占い師曰く、掌には人の営みのすべてが映し出されるという。そこには幸福があり不幸があり、感情のすべてがあり、生と死がある。「てのひら」には運命が刻まれている-。
感想・レビュー・書評
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いろんな作家の作品。
ちょっと理解が追いつかない物も…
バリエーション豊か。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全てが800字以内の怪談。
こんなに短くても、怖い話にゾクッとする。
短い文章でも気味悪い。って思えちゃう怪談本でした。 -
好みによるけど、面白い話がたくさん
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2017.7.7読了 79冊目
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中学生の時何気なく図書館で借りた本。
一話一話が短くて読みやすい。
斜欣が個人的に好き。 -
800字以下の超短編怪談集。
短いので実際友達から聞く話と同じ分量なのでリアル。
夢に出る悪夢のネタが増えた… -
短編集やアンソロジーというのはつねに玉石混淆で、短くとも心に残る作品に出会えることもあれば、わずかな文章量でさえ読み進めるのが苦痛な作業になってしまうこともある。この一冊がまさにそれだった。なんでもWEBサイトでの投稿を編纂したものだとかで、書き手はいわゆる同人ばかりである。同人というのは読みやすさよりも美辞麗句を飾りたがる時期があって、料理人で喩えると、写真として撮れば美しい料理だけれども客の食べやすさやテーブル構成をないがしろにしていたり、やたらと高級食材をちりばめた結果味の焦点がぼけてしまったりというような有様である。それはたとえばペンネームにも表れていて、ふだん使わないような気取った文字でどう読んでいいかわからない筆名の作家・同人というのはえてして書いたものも読みにくい。個人的にもそういう時期があったので、自分の青春を思い出すようで小恥ずかしい。
この一冊で面白いと思える作品はせいぜい一、二本であった。800字という文字制限に対し作品世界を内包しすぎて書ききれていないものが多い。もっと肩の力を抜いて書いたほうがいいんじゃないかと思う。
などと苦言を連ねたが、まだ続編も出版されているので、性懲りもなく読んでしまうんだろうな。それが怪談の魅力、怪異を読むことは習い性になる。 -
原稿用紙2枚の公募作品集。100話収録。
面白いと感じたのは7作品ありました。 -
2010/04/22 読了。