風の陰陽師〈2〉ねむり姫

著者 :
  • ポプラ社
3.95
  • (13)
  • (13)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 115
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591100257

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 都に黒い雪が降り、陰陽寮をめぐっての、都での地位をめぐっての陰謀が進んでいた。
    そんな折、晴明のもとに「やみのはらみごに気をつけよ」との智徳法師からの声が聞こえた。
    危惧していると、数ヶ月後、闇の生き物が都に現れるようになる。
    闇の陰陽師である藤原黒主、晴明のライバル道満、そして盗賊の袴垂の企みで、咲耶子姫を奪われた晴明達は・・・・。

    陰陽師としての色々な技が描かれている。恐ろしい魔物が現れ、普通の剣では切れないが、まじないをすると倒せたりと、面白くなってきました。
    背景にいる謎の男がこれからどう動くのでしょうか。

  • たくさんの陰謀が絡み合う、複雑なストーリー展開ですが、クライマックスに近づくに連れてするするとほどけていく感覚が楽しかったです。

著者プロフィール

1939年東京に生まれる。
早稲田大学文学部卒業。児童文学作家。
主な作品に、「おとうさんがいっぱい」「風を売る男」「ものまね鳥を撃つな」「風の陰陽師」などがある。

「2019年 『漱石と熊楠 同時代を生きた二人の巨人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三田村信行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×