夏の階段 (teens’ best selections 13)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 315
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591102756

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の青春みたいな話

  • 夏に読みたくなります。日常の学生たちの世界だけどきれいな世界…!

  • ■希望に胸ふくらませて入学した高校。でも新しいクラスメイトとは、まだまだ微妙な関係で―地方都市の進学校・巴波川高校、通称ウズ高を舞台に、5人の高校生が織りなす、恋と友情、未来への葛藤。ほんのり甘く切ない5つの連作短編。

    ■■オムニバス。それぞれの登場人物が何かしら繋がっています。特になにか盛り上がりや解決があるわけじゃなくて、だらだらと次のキャラにバトンタッチしていくんだけど、でも現実っていうか日常なんてそんなもんだよなぁって。でもみんなそれぞれに必死で一生懸命なんだってことが伝わる。だけど最後の最後で、良かったねって思わせる展開で〆。

  • 表紙に惹かれて初の梨屋さん作品。これでどっぷりとはまりました。
    独特な作風がとても好きです。

  • どの登場人物も美化されてなくて
    人のどろどろした部分が書かれてるのが
    すきだなあ(´ω`)

  • 五人のその後が気になる。

  • 2010年7月21日

    ブックデザイン/カマベヨシヒコ
    イラストレーション/佐々木こづえ

  • 5人の高校生たちによる短編集。なんだか非現実的すぎるような雰囲気で最初から最後まで馴染めなかった。ただ、『春の電車』に出て来た「中学4年生」という言葉には納得。高校入学時、一瞬だけど確かにそう思う瞬間があったなぁ。

  • 希望に胸ふくらませて入学した高校。でも新しいクラスメイトとは、まだまだ微妙な関係で―地方都市の進学校・巴波川高校、通称ウズ高を舞台に、5人の高校生が織りなす、恋と友情、未来への葛藤。ほんのり甘く切ない5つの連作短編。

  • たまたま 図書司書の先生に進められて借りたんですが
    話もとても共感できて涙が出てきました。
    表紙も挿絵も素敵でした。

  • 青春小説好きな私としては、読まないわけにはいかない!と意気込んで読みましたが。うーん…。青春小説としての要素は十分にあるはずなんですが。何かが物足りなく感じる。なんだろう。形容し難いです。

  • 表紙の雰囲気が内容とマッチしていた。

    短編青春モノ、可愛いし甘ったるくなくて良かった。
    文章自体は特に捻りが利いている訳でも面白い訳でもないけど、逆にそれが自然で共感出来た。同年代だしね。
    涙が出るような切なさや胸が締め付けられるような苦しさはないけれど綺麗な作品だった。

  • 5人の人たちが自分の過去と現在の話おをしていく物語です。5つに話がわかれていて始めは階段からです。家がないのに階段だけが残されていて登ってみたくなり上ります。私もそんな階段があったらちょっと登ってみたいです。おばあさんに出会ったり、恋をしたり、一人一人の心の中がよくわかる本でした。いじめの話もあり、嫌な思いをしたらどうしたら不登校にならないのかなど考えさせられました。

  • 5人の高校生が、それぞれの視点で、悩みながらもそれぞれの毎日を生きている話。夏に読みたかった。からっと晴れた夏空みたいな本。
    2010/1/6

  • 現実の高校生はこんな風に深く考えてたりしないと思うんだけど。遠藤みたいな子嫌だ。反対に玉木みたいな性格がいいと思う。なんか共感出来ないいぃぃいい。あ、でも分かるとこは分かる気がしなくもない・・・。ってか話がだらだらしてました。絵が良かった(笑)

  • 最後の話がツボ

  • 自分が本を読み出したのはまぎれも無い母の影響だが、
    影響から脱してさあ客観的に元居た場所を眺めてみると
    なんて自分は狭い世界で生きて来たのだろうかと驚愕する。
    それを否定するつもりは無く、ただし決して自分が欲していた訳でもないという事実の存在は認めざるを得ない

    食わず嫌いを直す
    それが世界を広げる唯一の手段ですね

    とりあえずこの上辺だけの文字好きを打破したい
    本にしろ漫画にしろもっとしっかり読むべきだなぁ、
    自分は読むと言う過程、または積み上げた量にばかり捕われている気がする
    しかし私が読んだそれに読み取るべき何かが在るのだろうか?
    その作品は単なる 娯楽 にすぎなくはないか?
    つまり、従来の私の読み方で応対が十分だと言う事
    ああ、情報が混む世の中だ、
    いずれにせよ、私が判断するしか術は無いのだろうけどね

    話は変わりますが最近映画見てないや
    やべぇ 見たいなぁ なんて動かない体だ!
    嫌悪の毎日 そればかりで 寝る

  • 5人の高校生が織りなす、5つの連作短編集。

    どれもあまり心に残らない、印象の薄い作品たち。でもその中で一つだけ「月の望潮」は、良かった。
    福田の暴走発言に、思わず笑ってしまう。初々しい奴め。

  • さらっと読める高校生5人の恋愛・学園模様5編
    オムニバス形式
    精神内ヒッキー男、玉木メインの『夏の階段』もいいが
    イケメン河野メインの『雲の規格』が好みだな
    各編の半端とも思える終わり方が、人生途中の高校生という感じで好き

  • 図書館

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著者プロフィール

栃木県小山市生まれ。児童文学作家、YA作家。
法政大学兼任講師。
1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞受賞し、翌年、単行本デビュー。
2004年、『ピアニッシシモ』で第33回児童文芸新人賞受賞。『ココロ屋』が2012年全国読書感想文コンクール課題図書に選ばれる。その他、『プラネタリウム』『わらうきいろオニ』(講談社)『スノウ・ティアーズ』、『きみの存在を意識する』(ポプラ社)など著書多数。

「2020年 『エリーゼさんをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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