([え]2-4)大金塊 江戸川乱歩・少年探偵4 (ポプラ文庫クラシック え 2-4 少年探偵)
- ポプラ社 (2008年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591106228
作品紹介・あらすじ
東京郊外に建つ宮瀬家の洋館で起きた、大胆不敵な強盗事件。賊の狙いは、同家に伝わる巨額の埋蔵金の隠し場所を示す暗号文書だった。捜査に乗りだした名探偵明智と怪盗一味の手に汗にぎる攻防戦。敵のアジトに誘拐された小林少年の大活躍。命がけの大冒険の結末やいかに。
感想・レビュー・書評
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シリーズの異色作と言われるのも納得です。
前半はシャーロック・ホームズのような謎解きで、
後半は冒険活劇となっています。
いつもは途中から読むのに飽きる僕ですが、
一気に読んでしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズの4作目。
怪しい人物が登場すると怪人二十面相だと思ってしまう癖がついてしまったようだ。二十面相じゃないかなと思った人物は、喜多村、明智探偵、中村鉱造、地下に眠る美しい女性、漁師のじいさん。暗号文の謎や牢獄からの脱出方法は推理できたが、二十面相が登場しない作品ということは気づけなかった。
小林少年が賊に渡した手紙の文面に小気味良さを感じたが、後に明智探偵になじられ、自分が叱られているような気分でした。
少年少女たちが喜びそうな、または怖がりそうなポイントがいっぱい詰まった、宝箱のような作品でした。 -
東京郊外に建つ宮瀬家の洋館で起きた、大胆不敵な強盗事件。賊の狙いは、同家に伝わる巨額の埋蔵金の隠し場所を示す暗号文書だった。捜査に乗りだした名探偵明智と怪盗一味の手に汗にぎる攻防戦。敵のアジトに誘拐された小林少年の大活躍。命がけの大冒険の結末やいかに。
【解説/東雅夫】 -
読んでいてわくわくするお話。
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暗号ネタも織り交ぜつつ、後半の洞窟での大冒険が素晴らしい。たぶん、子供の頃にこれ読んでたら冒険小説好きになってたかも。
最初から最後まで小林少年が大活躍でした。 -
1939年発表
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2010.01.21読破
解説/東 雅夫