([た]1-4)お茶が熱くてのめません Tanabe Sei (ポプラ文庫 た 1-4 Tanabe Seiko Collection)
- ポプラ社 (2009年4月5日発売)
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感想 : 12件
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- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591109168
感想・レビュー・書評
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友達からの頂戴本。相変わらずコッテコテの大阪弁本。私は関西出身なので馴染みがあるが、他地方の人は読み易いのだろうか。ストーリーは、別れた後にも連絡を取り合う男女の短編集なのだが....その時点でもう私は「ズルズルとなにやっとんねん」と思ったので、この本のコンセプトとは大きく離れた読者になってしまった。また、出てくる男のロクデナシぶりが半端じゃなくて!大阪弁の掛け合いなどは風情があっていいけれど、この本は心の広い関西人の読者なら「こういう関係もオツでっしゃろ」と思えるのかなあ?
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関西弁が生々しく聞こえ(自分が関西人だからか)
初めは抵抗があった。
次第に、ストーリーにはまりこんでいって
そうそう女ってこうだなとか実感したり
あとがきさえも、面白く読んでしまった。
ただ、自分はまだそこまで思い切れなかったりきっと意地を張ってしまう
だろうと登場人物と自分を比べて若干の距離を感じたのは
経験の浅さからなのだろうか。 -
初めての田辺聖子。
2編くらいまで、男女の腐れ縁の関係がイライラしましたが、まあ現実はこんなこともあるよなぁと思いました。関西弁のリズムが心地よかったです。