- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591111000
感想・レビュー・書評
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2020年3月8日読了。怖い話をせがむ息子向けにネタ仕入れのため読んでみた。いくつかの大分類に基づき、「口裂け女」「トイレの花子さん」のような現代の怪談・都市伝説の聞き書きとその解説を多数収録している中で、日本古来の民話から連なる怖い話の類型に言及していたり、同じ話のバリエーションが紹介されていたりするのが興味深い。難しい字には読みがながふられている子供向けの本であるため、大人的にもっと読みたい地域別の話の分布や海外の同種の話との比較、時代とともに同じ話がどう広まり衰退していったか、などもっと知りたい内容まではカバーされていないが、十分面白かった。実際に怪奇現象に遭うのは勘弁してもらいたいが、人間はなぜに「怖い話」に惹かれるものなのだろうか。
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題名の通り、学校の怪談など子供たちに人気の怪談話が辞書形式で紹介されています。辞書とは言うものの、児童書なので子供でも読みやすいです。
紹介されている怪談は、花子さんや怪人赤マントなど有名な学校の怪談のほか、ターボババアなど都市伝説もかなりの数含んでいます。
また、児童書ではありますが大人でも都市伝説や怪談が好きな人であれば十分満足できる質と量がつまっています。
【こんな人におすすめ】
学校の怪談が好きな人
都市伝説が好きな人 -
昔から怪談が好きで、この本が忘れられなくてそれくらい好きな本です。様々な怪談が記載されており、好奇心が刺激されます。
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この価格でこの内容の濃さ。怖い話好きには堪らない本。
定番の怪談や都市伝説がぎっしりです。
執筆者は民話の研究会の方々で、類似の話との比較などの研究成果も惜しみなく詰め込まれています。