- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591124673
感想・レビュー・書評
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人気作家の失踪事件が相次いでいる。『密林のマヤ』の作者キリヤ・コウもその1人で、『女王さま』と呼ばれる謎の人物がその事件に関係しているらしい。小学生のゆい、荒太、玄の3人は、その事件を調べることに。『マヤ』をイメージした『マヤと幻の白い馬』を書いていたゆいの元に不思議なメールが届く。「早く続きを。女王様がおまちかねです。」
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菅野さんの新作ということで、期待しながら読んだが、まったく面白くなかった。
読書感想文がなかなか書けない本好きの小6女児と、クラスメイトの男児2人が、本の続きを独り占めする「女王さま」から、作家を救う話……がメインなのかな? いろんな要素が絡み過ぎていて、どれが話のメインか分からない。
恐らく彼女は、読書感想文という「宿題」に対して批判的なんだと思うが、いわゆる「コピペ」で提出してもいいんじゃない?みたいな意見を述べている。「宿題」という観点では、批判的意見に賛成だが、コピペ容認的意見は「そこ(コピペ=書き方を真似ること)から、勉強すればいい」と意味だとしても、はっきり容認と書いてしまったことは、よろしくないのでは。しかも、「その本読んでなくてもいいよ」とまで書いている。小学生向けの本にそんなこと書いてしまうなんて……個人的には、すごくショックでした。
今後、彼女の作品を読むか否か、迷いそうです。 -
『天上の巫女ソニン』の著者の新刊ということで読んだ。
「子どもたちの読書感想文に取りあげられる本を紹介して」と姪に頼まれてソニンを紹介したのだが、この本はまさしく読書感想文に困っている子どもたちへのお助け本にもなっていた。活躍する子どもたちもちょうど6年生、こちらのほうがよかったかな。 -
半田:中級~
夏休み 読書感想文と格闘する時期が舞台となっている。6年生 苑田ゆいが主人公。ブックワードが登場する。 -
「物語を作るということ」が主題の児童文学。合間に時事ネタが挿入されてた。