- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126998
感想・レビュー・書評
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北海道、月浦にあるカフェ・マーニは訪れる人の心をほぐして大切なことを思い出させてくれる。それと同時に色々な悩みを抱えたお客さんを通して、水縞夫婦も自分の生き方を見つけていく、温かいお話でした。読みながら美味しそうなパンの匂いまで伝わってくるようで、パンが食べたくなる。
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こころに沁みるお話でした。
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月浦を舞台とする「カフェマーニ」。
この映画を観ると、焼きたてのパンと新鮮なお野菜を使ったスープが食べたくなります。映像がなにより素敵で何度もみています。
今回文庫を読む機会があり、映画とは若干違う内容が描かれていたり、水縞くんとりえさんの出会いに、そういう流れだったのか、と合点がいったり。
アヤさんのお豆さんが入ったこのパン美味しいな。で体の細胞が弾ける感じも、月浦の景色も全てがいとおしいです。
実際、この場所にカフェもあるようでいつかは訪れたいです。今までは、年1で札幌旅行に行けたのに今は行けず、ウズウズしています。 -
この映画の、カフェの大きな窓から見える景色と絵本のような優しい雰囲気がとても好き。でも、それぞれが抱えている問題は深刻。
映画より水縞くんやりえさんのことが描かれていて、あぁそうだったんだ‥って淋しくて温かい気持ちになる。
映画を見たら本を読みたくなるし、本を読んだらまた映画を見たくなってしまう。
りえさんの珈琲と水縞くんのパンと、阿部さんのアコーディオンと。いいな。 -
何となくいい空気感を感じるんだけど、いまいち登場人物の位置づけが頭に入ってこなかった…北海道の草原の中に建つカフェマーニと、美味しそうな料理やパン、珈琲のイメージは鮮やかに頭に思い浮かぶのだが…なんか入り込めなかった。
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カラマツ 先駆樹
北海道の月浦でカフェを夫婦でしている
表面だけ見たらそれだけなんだけど、2人の関係だとか、尚さんの思ってることとか、それぞれあって、重いテーマの章もあったりなんかして。 -
◆あなたにとっての《マーニ》は誰ですか?◆
物語の舞台は、北海道・月浦。その湖畔でカフェ・マーニを営む夫婦がいます。様々な事情を抱えながら、カフェへやってくる人たち。そんなワケありのお客さんを、そっともてなす焼きたてのパンと挽きたての珈琲。それから、優しく包み込んでくれるようなこの夫婦。訪れる人同様、事情を抱える二人ですが、じんわりと心あたたまるちょっと大人の胸キュンを味わえます。読んだあとは是非、原田さんと大泉さんの“夫婦”を観てみてください。 -
映画見てきてその余韻さめやらぬうちに読んだ。
基本的に映画とストーリー同じなんだけど、最後に水縞夫妻のことが書いてて、そうだったのか!って感じでした。 -
北海道の片田舎で美味しいコーヒーと自然の恵みから生まれた野菜たちをふんだんに使ったお料理を提供するカフェを経営している訳ありな2人の話し。
ここに、これまた心に悩みを抱えた様々な人たちが訪れて、美味しいパンやお料理、主人公の人柄に触れ元気に戻っていく!
ほっこりします!不要なものなんてない!みんなににかの役に立って、そして助けられてるんだよね!
焼きたてパンが食べたい!