- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591126998
感想・レビュー・書評
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傷ついた時、静かに癒しを求めていたら
こんな本がちょうどいいかもしれない。
そんな、じんわり優しく寄り添ってくれるお話。
絵本、素敵だなぁ。
りえさんの淹れてくれるコーヒー、
作ってくれるお料理たち、
水縞くんの焼くパン。
行ってみたいなぁ、月浦。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原田知世さん大泉洋さん主演の映画を観てからこの本を読みました。映画のシーンだけでは分からないことも表されていました。読み終えると穏やかな気持ちになるお話です。あとパンが食べたくなります。
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読んでいると淹れたての珈琲と焼きたてのパンの匂いが漂ってくるような、そんな暖かい雰囲気の漂う素敵なお話で、読み始めたらページをめくる手も涙も止まらなくなってしまいました。
映画は観ていないのに、読んでいると月浦の風景やカフェでの様子が目に浮かんできて、さすが監督が書かれただけあるなと思いました。
とても優しくて素敵なお話でした。
映画もいつか観てみたいです。 -
ふわっとした白パンのような小説。
雰囲気やお話は良かったけれど、
映画を見て物足りなくて、小説があるのを知って読んでみたけど物足りなくて、もう1度映画を見て、それでも物足りなくて、他の方のレビューをいっぱい読んで、なんとかおなかいっぱいになった感じ。
人は、誰かと係わり合いながら生きて行くんだなぁ。
ぎゅっと詰まった黒パンのようなお話が読みたくなった。 -
うまくいかない時、イライラする時、人に会いたくない時、そんな時に読んだらきっと「あ〜私疲れてるな〜」って、深呼吸できそうなホッコリするお話。
絵本のように、何度でも読み返したくなります。
旬な野菜を使ったおいしいお料理と、お料理にあったパンが食べたくなるー!!
自分のカフェ・マーニーを見つけたくなります。
大泉洋さん、原田知世さん、イメージにピッタリ!映画も観てみたい! -
誰かを元気づける方法は色々だけど、特別なことをしなくても、一緒にいるだけでいいのだなと思える一冊でした。また、誰かが少しずつ元気を取り戻す様子は、それだけで他の誰かに元気や勇気を与えることもできるのだなと思えました。すっと気持ちを落ち着けてくれる本でした。
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図書館で目に入って手に取った本。すごく、すごく心があったかくなった。珈琲を入れる姿やパンを焼く姿、一つ一つにあったかい気持ちになる。なんて贅沢な時間だろうって。読み返したくなる本。
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りえさんの透明感のある雰囲気が好き。
水縞くんの優しくて少し切ない雰囲気が好き。
物語を通して、二人の距離が少しずつ縮まって行くのを読んでると、よかったってほっとします。
幸せになって欲しい二人の物語です。 -
よく考えられているストーリーのはこび方で、読み終わったあとにもう一度最初から読みたくなる。グッとくる瞬間もあり、いい時間を過ごせた。