つばさのおくりもの (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 589
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591134290

感想・レビュー・書評

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  • うつくしく雪のまう日に生まれたので、みゆきちゃんと名づけられた。

  • 忘れてしまうのね、色んなこと。
    リボンを読んだあとだと、それはなんだかとても寂しく感じるけど、それでも歌は忘れなかった。
    歌だけは忘れなかった。

  • 絵本みたいな本。多くはひらがなで書かれているので子供でも読めるし、挿絵も可愛らしい。オカメインコの立場から、人の暮らしや人との関わり、鳥の使命などが書かれており、発想が面白い。まずは「リボン」を読んでみよう。

  • インコがたびして色々な飼い主と会ったり、友だちや先輩の動物や、木々とのお話をしながら自分の一生を伝えていく。

    子どものための絵本だけど、心が易しくなれる絵本。
    大人が呼んでもいいでしょう(^^ゞ

  • 『リボン』をリボンの目線で書かれた絵本。

    一度、翼を広げ冒険に出るとすべてを忘れてしまうリボン。そうしていつの間に傷付いた人に寄り添い、誰かの希望になっていたという事は、やっぱりそれがリボンに与えられた使命だったのでしょう。素敵な使命ですね。二十年の時を経て、もう一度ひばりさんに会えてよかった。

  • 『リボン』のスピンオフ作品なので、『リボン』を読み終わってからの方が、ひと場面ずつがより楽しめる。
    はやく呼びかけて、と願わずにはいられなくなる。

  • 絵本。鳥。
    一羽のオカメインコの一生。
    スピンオフ的な作品なのでしょうか?
    震災に影響を受けていそうな場面も。

  • 図書館で借りたもの。
    『リボン』に出てくるオカメインコ・リボンの視点で綴られた物語。

    「鳥の使命は、だれかの希望になることじゃ」
    そう、おじいちゃんの大木が言うように、いろんなところで人々に出会い、それぞれの希望になっていったリボン。

    『リボン』でリボンは、こう思ってたんだな、こんなことがあったんだなって、知れたことが嬉しかった。

  • 表紙の鳥がかわいくて。
    もとの作品があるようで、今度そっちも読みます。鳥は幸せの使者だから。

  • 主人公はオカメインコの『ぼく』。
    『ぼく』目線で描く、『ぼく』から見た人間たちやまわりの世界。

    どこかで読んだような物語だと思ったら、
    『リボン』のもう1つの物語でした。

    すでに、まーちさんとhi2515さんがレポを書かれていますので、
    簡単に感想だけ書きます。

    ヨウムのヤエばあさんが『ぼく』に教えた大切なこと、
    「やさしいつばさのもちぬしになりなさい」は、
    人間にも言えることだなと思いました。

    一羽の小さな鳥が出合う
    さまざまな人たちとその家族。
    みな優しく『ぼく』を見守ってくれていました。
    読み終わったあと、
    なんだかほっこりとした気分になりました。
    優しい、温かい、いい話でした。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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