- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591156537
作品紹介・あらすじ
ひそかに作家にあこがれていたわたしは、友人の勧めで物語を書くことに。偶然手にしたノートを書き進めていくと、なぜか書いたことが現実なって……。「あかずの教室」に潜んだ「こっくりさん」が呪いをひきおこしている――!? 数年後、大学生になったわたしも登場する、ダブルで怖い怪談集!
感想・レビュー・書評
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ひそかに作家にあこがれていたわたしは、友人の勧めで物語を書くことに。偶然手にしたノートを書き進めていくと、なぜか書いたことが現実なって……。「あかずの教室」に潜んだ「こっくりさん」が呪いをひきおこしている――!? 数年後、大学生になったわたしも登場する、ダブルで怖い怪談集!
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学校の怪談を自分で取材して書いてみることに。
すると、書いたことが現実になったり、書いてないことが書かさっていたり、と不思議なことが起こりだす。
自分でも書いてみたら?と進めてきた友達が怪しいかと思ったけれど、そんなことはなかった。
山岸さんも産休の先生の代わりにきた先生として登場。
怪談の作り方として、2つの話をくっつけて、新しい怪談を作る方法が出てくる。
なるほど…。
作者もやっていそう。
本全体が小学生のときの体験をもとに書いた怪談となっていて、大学生になって取り壊される母校に向かうと、かつてのこっくりさんの事件はまだ終わっていなかったという流れ。クレーン車が勝手に動いたり、乗っている人が泥に飲み込まれる幻を見たりと、主人公にだけ危害が及ぶわけじゃないのが大掛かり。
最後に再会した山岸さん、9年前と変わらない姿、いや、寧ろ若返っている?というのが気になる。
人ならざる者の印象付け?