よろず占い処 陰陽屋開店休業 (ポプラ文庫ピュアフル あ 4-12)

著者 :
  • ポプラ社
3.80
  • (12)
  • (16)
  • (16)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 206
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591158289

作品紹介・あらすじ

瞬太がいなくなった!?


夏休み直前、陰陽屋でバイト中の瞬太の前にあらわれた、実の母親を名乗る二人の女妖狐。育ての母みどりも含めた三人を目の前に、どうしていいかわからなくなった瞬太は、雷鳴とどろく嵐のなか店を飛び出していってしまった。それきり二日、三日、…ひと月たっても、戻ってこない長い家出に、周囲の心配はつのり、陰陽屋にも埃がたまり始めるが、その頃瞬太は──。
思春期妖狐高校生と、掃除のできないイケメン陰陽師、へっぽこコンビのシリーズ第10弾!

もくじ
第一話 陰陽屋開店休業
第二話 迷いギツネぐるぐる
第三話 うちのキツネ知りませんか
第四話 西へ

あとがき


装画 toi8

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ついに瞬太の母親が判明。瞬太は高校生にしては嫌なことから目を背けて逃げ過ぎだが、これは成長が人間とは違い、すでに見た目も止まりつつあるところから、精神年齢も低いままなのが原因なのかもしれない。春記の家族も面白い人たちで良かった。もし自分が春記の家にいて、京都案内してあげると言われたら、喜んで色々連れ回してもらいたい。それにしても、瞬太の睡眠時間がどんどん長くなっているような気がするが…何かの伏線?それともただの気のせい…?

  • 今回は狐君の母親と称す3人に囲まれて、そりゃ瞬太も困って家出しちゃうわ。
    瞬太はかわいいけれど、物語の進み方がゆっくりすぎて少々飽きてきちゃったなぁ。

  • シリーズ10作目。9巻を読んでから3年半経ってしまったが、話はほとんど進まない。寝てばかりの子狐君。清水寺で活躍したけど

  • 母親が現れパニックになり飛び出したあと居着いた先でも寝てばかり。大丈夫か…。

  • 「陰陽屋開店休業」
    母と名乗る人が。
    本当の母親を名乗るのであれば、本人をここまで困惑させる行動をとり尚且つその後の心配もないということはあるのだろうか。

    「迷いギツネぐるぐる」
    行き着いた先は。
    まさかこの場所を選んでいるとは誰も予想していないだろうが、逆を言うと誰も想像つかないからこそ一人で解決しなければ帰れないのかもしれないな。

    「うちのキツネ知りませんか」
    本当の母親は。
    長年名乗り出ることの出来なかった理由は本人にとっても苦渋の決断だっただろうに、ずっと側で様子を見ていたからと親代わりになろうとするのも何か違う気がするな。

    「西へ」
    身の危険と救世主。
    女の勘というがここまでくると、執念も超えて何かしら能力でもあるのではと思うぐらいの行動力と察知力だよな。

  • 遂に瞬太の母親が登場!と思ったら二人も?Σ(゚ロ゚;)そして育ての母みどりも含めた三人が争いに…(゜゜;)しかも化けキツネの成長が止まる時期だから、瞬太が人間と暮らすと迷惑をかけると言われて…(--;)そりゃ瞬太も困って家出しちゃうわ(-_-;)そして周囲の心配はつのり、陰陽屋には埃がたまり始める(^^;)でも瞬太の家出は観光ポイントを押さえているし、毎日の夜食に日替わりぶぶ漬けを食べられるなんて、羨ましいよ(>_<)それから瑠海ちゃんおめでとう\(^o^)/これをきっかけに、気仙沼が舞台の話も読みたいな~♪

  • 相変わらずクセが強い人たちがいてすごく楽しいです。
    妖怪博士のパパがけっこうつぼでした。

  • うっかり妖怪博士について行って帰れなくなるあたりが瞬太だなぁ~と。
    でも、瞬太の母も判明し、家出(冒険?)の経験で、少し大人の階段を登れたかな?
    しかし、最後に現れた祥明の母は強烈でした★
    おもちゃでも動くGは最悪、ほっこり感が一気に吹き飛びましたよ。A^^;)

  • はたきを休憩室に戻すのが面倒で棚の上(だったかな)に置いちゃうくだり祥明らしくて笑ってしまった。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

らいとすたっふ小説塾をへて、2005年に『警視庁幽霊係』でデビュー。テレビドラマ化もされた『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』や、『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』など、数多くの人気シリーズを刊行している。

「2017年 『僕と死神の赤い罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

天野頌子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×