片をつける

著者 :
  • ポプラ社
3.48
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本棚登録 : 353
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591169001

感想・レビュー・書評

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  • 一気読み。歳のせいか涙脆くなって終盤で何度か泣いてしまった。
    この著者の作品は初めて読んだが、他の作品も読みたくなった。

  • 良かった。
    主人公は間もなく40歳になる阿紗。

    部屋の鍵を無くし困っていた隣の部屋に住む老婆・八重を助けた事がきっかけで、彼女の部屋の片づけを手伝うことになる。

    袖すり合うも多生の縁とは言え、全く付き合いのなかった他人、それもゴミ屋敷の様な部屋、自己中な物言いをする老婆に不快感さえ感じていたが、読み進むに連れこの二人が好きになる。

    自分の趣味が整理整頓と言う事もあり、物語の中で部屋がどんどん綺麗になって行く様子は爽快。

    部屋の片づけと共に、二人が抱えていた過去の重荷にも片がつき、ラストでは阿紗と八重の友情に涙する。

  • 終活をテーマにした本。読みやすい中にうまくエピソード取り入れてあり、あっという間に読めた。読後感も良かったです

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著者プロフィール

一九六五年、福岡県生まれ。女性誌のライターなどを経て、二〇〇六年に『きょうの私は、どうかしている』でデビュー。他の著書に『モンスターU子の噓』『花の命は短くて…』『帰ってきたエンジェルス』など。

「2020年 『咲ク・ララ・ファミリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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