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- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591169001
感想・レビュー・書評
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一気読み。歳のせいか涙脆くなって終盤で何度か泣いてしまった。
この著者の作品は初めて読んだが、他の作品も読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良かった。
主人公は間もなく40歳になる阿紗。
部屋の鍵を無くし困っていた隣の部屋に住む老婆・八重を助けた事がきっかけで、彼女の部屋の片づけを手伝うことになる。
袖すり合うも多生の縁とは言え、全く付き合いのなかった他人、それもゴミ屋敷の様な部屋、自己中な物言いをする老婆に不快感さえ感じていたが、読み進むに連れこの二人が好きになる。
自分の趣味が整理整頓と言う事もあり、物語の中で部屋がどんどん綺麗になって行く様子は爽快。
部屋の片づけと共に、二人が抱えていた過去の重荷にも片がつき、ラストでは阿紗と八重の友情に涙する。 -
終活をテーマにした本。読みやすい中にうまくエピソード取り入れてあり、あっという間に読めた。読後感も良かったです