- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592117551
感想・レビュー・書評
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帰省中に再読。表題作「ノアの宇宙船」は、宇宙船内の事故で一時的に記憶が14歳に戻ってしまった機関士のジュニアと、恋人ロイのお話。ジュニアのお目付け役でジャックもゲスト出演(※スターシステム)
表題作よりむしろ私のお気に入りはロボットのジャックの初主演作品にしてその後のシリーズに繋がる「メタルと花嫁」あまりにも名作すぎて何度読んでも泣く。
自分自身もアンドロイドと自覚のないほど精巧な人間型アンドロイドのジャックは、マフィアに埋め込まれた偽の記憶を信じて暗殺を引き受けるが、ターゲットの娘エルに恋してしまう。しかしエルの傍には彼女の幼い頃から仕えるアンドロイドのJがいて・・・。
古今東西、ロボットやアンドロイドが人間と恋をする話は数多あるし、機械に果たして恋愛感情のみならず感情は芽生えるのかという問いかける作品も数多あるけれど、これはその最高峰だと個人的には思う。
ジャックの不憫さはどの作品でも不動、結局エルとJの駆け落ちに手を貸してしまうところなどは、その後の「お人よし」ロボットのジャックの原点だなあと思う。そして80年代の作品だというのに清水玲子の絵の美しさよ。当時からアールヌーヴォー調で時代を超える普遍的な美しさ。
「ヒュ-ネラル・マーチ」は珍しく日本が舞台のラブコメだけど、ちょい役でジャックも出演。
※収録
ノアの宇宙船(1985)/メタルと花嫁(1985)/ヒュ-ネラル・マーチ(1984)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。どの話も女の子がかわいい!
ジャックの最初の話、「メタルと花嫁」もよかった。 -
ノアの宇宙船が面白かったな。しかしこの人の漫画、まん丸お目目のお人形みたいな女の子はすごいクセのある性格なことが多いよねw
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にじゅうねんまえか・・・・・(ため息)
小学校の頃清水先生すげーはまってたのよね。いや、今も好きですけど。清水先生はデビュー当時からすげー完成度だよね。ていうか、連載より読み切りのほうがいいよね。正直。
昨日なんか記憶喪失ネタの話を読んだので、これのレビュー書こう!と思ったの。
記憶喪失ネタって、大事な人が大事な人のままなのに、自分のことは忘れ去っているというのがまず一つのポイントで〜、んで両想いになってきたらなってきたで、「あいつが好きなのは俺であって俺じゃない・・・」みたいな永遠の三角関係が形成されるという一粒で二度おいしいネタだよね。
で、これもそのパターン漫画の傑作の一つ。クールな感じがまたたまらな〜い。切ないんだウンウン。
あとジャック主人公のシリーズ第一作メタルと花嫁も載っている。ファンなら押さえておくべきかと。 -
これ結構すきな話だった。
『メタルと花嫁』も乙!(『竜の〜』のジャックが主人公)