- Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592132349
感想・レビュー・書評
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1,2巻のみ読了
大統領の話には泣かされた。彼のあのつぶらな瞳が何を捉えていたのか、そうして何を思ったのか、想像したら泣けます。
絵柄もきれいで素敵なんですが、ただ、あの設定のまま話が続くと思うと…
人間の生々しさを捉えながら、人の見ていた映像を簡単に見れるってトンデモ設定にちぐはぐさを覚えた私には向かない漫画かなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全巻持ってます。
清水先生大好きです。 -
死んだ人から脳を取り出して、その生前の記憶を再生できることが出来るようになった未来の話。
後味はヨクナイ・・・けど、ストーリーと設定がやっぱり秀逸
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死んだ人間の脳のもつ記憶を暴いて事件を解決する近未来の話。
一番最初の読み切り(大統領の恋)を読んだ時の衝撃が忘れられません。 -
見ることだけが許された自由なのに。
それすらも許されないのか。
あの短編もすき。 -
お薦めしたい漫画の上位に入ります!!!
人間の本質を扱った作品だと思います。 -
いやぁ、清水玲子、すごいなぁ。彼女の作品からは「芸術」を感じる。舞台はSF的なんだけど、描く本質は、人間の業とか弱さとか倫理といった古典的なテーマ、つまり物語の原初のスタイルを踏襲していると思う。
ただし、絵は昔に比べてちょっと雑?と思える箇所がいくつか。 -
きれいな絵のBL系少女マンガ?なんて思ったら大火傷しますよ。
犯罪捜査に、被害者の脳に刻まれた「視覚情報ー認識された記憶」を利用するMRI捜査。
画期的と言われるその捜査方法であぶりだされていくのは、極限にいる人間たちの、秘密。
それは、加害者―被害者の枠を超えて、捜査する刑事や監察医たちの精神も赤裸々に曝してしまう。隠しておいたはずなのに、いたるところで滲みでてくる人間の業。
読みきり短編集にして、小説や映画に匹敵する超良質ミステリー。
現在7巻まで刊行中。
アニメになってるのを一回観たんだけど・・・・だめ、だめです(涙)。あの絵はだめですうううう・・・だったら実写でやってくれえええええええええ(号泣) -
1〜2巻まで読了。
清水玲子は月の子で馴染みはあったんだけど、輝夜姫は途中で挫折しちゃったんだよなあ…。
〈1〜2巻のネタバレあり〉
このシリーズは1巻最初に収録している話(読み切りだったのかな?)を雑誌掲載時に読んだきり、気になっていた作品。
だから、読む前は、読み切りの舞台だったアメリカのまま、登場人物も一緒だと思ってた(笑)。日本に移っていたのかあ。
予期せずグロいシーンが多くて、最初うわっと思ったけれど、相変わらずの美しい絵。ていうか、線だとか余白だとかが美しいんですよね。どちらかというとデザイン的な感覚。
月の子で、虫が大量に出てきたり、魚が空中を泳いでいたりするシーンの美しさ&気味悪さが衝撃的で、今でも眼に焼き付いている。
耽美寄りの作家って、大抵「解体されたヴィーナス」の影響を受けるんだなーと思った。最近読んだ、「一八八八 切り裂きジャック」でも出てきたし。それとはっきり言わなくても、似たようなモチーフがよく出てくる。
イタリア旅行のときに、フィレンツェのラ・スペコラ博物館(「解体されたヴィーナス」他、解剖学蝋人形が収蔵されている博物館)に行って実物を見ておいてよかった。
ストーリーもやっぱり面白いんだけど、端々に背徳の匂いがするので広く人には勧めにくいな…^^;
2巻まで読んで、好きな話は新人捜査官天地さんが出てくる話かなー。
作中での夢の解釈と、清水先生がビジュアル化した夢の世界が面白い。最近、映画「インセプション」を観て「夢」に興味があるせいもあるかもだけど。
たしかに自分も、美しく、壮大で、現実離れした夢の世界を稀に見ることがあるけど、なるほどそういうことか、と思って。
あと、読んでいる過程で結末を予期させる、夢の中での天地さんが悲しくて切ない。
そして、ジャケットを掴んでいる手に、切なくなるのと同時にぞっとする。読者の感情を揺らす、そのさじ加減がつくづくうまい作家だな、と思う。
ラストシーン、最後の夢も泣ける。うう…
あと、同じく2巻収録の平井少年と飼い犬のエピソードにうるっとしてしまった。
美少女の殺人鬼?そんなんどーでもいーわ!><
と思ってしまったほど、このエピソードがよかった。 -
ずっと気になっていてうん年・・・越しで。
薪さんめっちゃかっこいい・・・・
ストーリーはぶっ飛んでるなぁと思ったとこもあったけど、切なくさせる人間関係と美しい絵でやられた・・・