- Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592191308
感想・レビュー・書評
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クラスで浮き気味の転校生・真野さん。自分の髪を結う(=ネジをまく)ことでマイペースを保ってきたが、隣の席の野田君に弱みを握られ、つきまとわれることに! 構われる理由が分からないまま、彼の不可解な行動に振り回されるうちに…? 他3編&描きおろし収録、斎藤けん傑作読切集。
なかなか難しい感じの短編集。
斎藤さんの作品は結構重い話とギャグな話のギャップが激しいけど、今回は重い方が多め?
真野さんの話では野田くんとのやり取りはそれなりに面白くて、真野さんが変わっていく感じが好きなんだけど。
髪切ってからのキャラがだいぶ変わってて、むしろこっちのが好きだなぁという。
ただそのまま次の話読むと、今度は野田くんのキャラが違いすぎてて、最初これが噂の「前の彼女との話」だと気付けなかった。
幼馴染のみひろちゃんはとてもいい子で、自分なりに頑張ろうとした結果があれで…。
そういう意味では野田くんがすごく厄介な性格してたんだなと。
でもこれを読むと、出来れば待っててほしいなぁと思うので、真野さんとくっついてほしくないというジレンマ。
薔薇とジルコニアは最初ホントにSFなのかと思ってた。おまけに最後のメールがコミックスの柱部分だと思って飛ばしてせいで、意味不明に。
後でようやくオチに気付いた。ああびっくりした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
真野さんの話が一番よかったなあ。瀬名さんも好きだ。
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斉藤けんさんらしい話。
シリアスというか毒があるというか、読み終わった後に何だか背筋がゾクッとするというか(笑)
花の名前を思い出した。
最後の「吐露」がすごい。短い話の中にあれだけ深い内容を描けるとは・・・。奥が深い。 -
短編集五話収録。真野さん二話、野田君一話、里見先生一話、イタイ人の小噺一話。えーと、どれも恋ばな的には明確な落ちなし。でも読み口的には悪くなかった。
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[漫画] ねじまき真野さん:読み手の感性が問われる短編集
http://orecen.com/manga/nejimaki-manosan/ -
瀬名さんらが好き。