暁のヨナ 16 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1026
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592196969

感想・レビュー・書評

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  • ハクの切れっぷりが切ない。
    それに対して、ヨナは7巻で一度再会しているからか、ずいぶん感情が平板というか、動揺はしているけど、ハクと比べてみれば穏やかという感じがします。ヨナは7巻で泣いたことで、ずいぶん気持ちの整理がついたのかな。
    再会のあとヨナが涙を流すのは7巻と同じだけれど、今はハクのことを思って泣くんだと思うとグッときます。
    1巻で、父と初恋の人を失って、ぼろぼろになったヨナが初めて笑ったときのハクの気持ちを、今ヨナがハクに対して感じている。ヨナの気持ちも確実に変わってきてるんですね。

    それとこの巻、緑×白派の人も盛り上がったんじゃ(笑)

  • ハクのキレっぷりがいい。
    こういうキャラがヒロインのすぐ隣にいるって結構珍しい。

    基本的にヒーローキャラは嫌いな私ですが、ハクは珍しく好みのキャラ。

  • 水の部族編の完結巻☆
    互いの素性を知らぬまま絶妙に絡み合う、ヨナ,リリ,スウォンの動きに注目!(ノ)゚Д゚(ヽ)

    今回初めて、ジュド将軍のヨナに対する思いが垣間見えたけど…そら勝手すぎやしないかい?
    どうして誰も、国の行く末を案じると同時に、たった一人の姫のことを考えてあげなかったかなぁ。(>_<、)

    そしてついに、あの夜以来スウォンと邂逅したハクは…!?

    ハクの悲壮さが痛々しいよぅ~。(T_T)
    思うにヨナとハクでは、スウォンに対する今現在の気持ちに差があるのね。
    ヨナの中ではスウォンを廃そうとか、父の仇を討とうっていう考えはないんだと思う…けど。たぶん、これからも。
    でも、ハクの目的は明確みたいだから…。
    スウォンもヨナの前と対ハクのときでは、明らかに様子が違ってるもんなー‥。
    愛執を断てないどちらかが、いずれ負けることになるんだろうか…。

    今巻は、とにかくジェハとキジャがいい動きをしてくれたなって感じ。
    ジェハがハクの歯止め役になってくれたこともそうだけど、ジェハが守ろうとしたものを理解してくれる存在としてキジャがいてくれて、本当に良かったなと*
    そして、そんな二人がヨナとハクの側にいてくれることが、何よりだなぁと。(´ω`+)

    さて。
    これまでは五部族をまとめて国内の混乱を治めるが先…だったけど、ついにスウォンは国外に出陣する模様。

    一方、ヨナ一行の次なる行き先は…?ε=(ノ・ω・)ノ

  • ハクがすてき巻。
    ふふふ好きだなーこういう「怒りを抑えられない」系描写…。ハクが大切にしてスウォンが壊したものが映るのもニクいねーっ!
    あと、股の肉…?って思ったけどそういうことだったのか。

  • ハクがブチ切れる16巻。
    これまでの想いを考えると悲しすぎて…!
    体を張って止めるジェハを見て、旅の中でハクにもそういう人ができて良かったなあと思ってしまった。

    水の部族編、ボスキャラが雑魚だったり部族長がツンデレだったりと、なかなか楽しめました。
    ヨナとリリの友情がよかったなー。
    周辺国も関わってきて、これからの展開が益々楽しみ。

  • 第89〜94話収録。
    水の部続編終幕。予告通り、ハクがブチ切れた。怒り狂う姿は想像以上に危険。素手で人殺せるよね、空の部族長ジュドですら吹っ飛ばしてるし。いつもの大刀を持っていなくて本当に良かった。ハクの笑顔に安心し泣くヨナが可愛く切ない。一方、緋龍城へ戻り、ジュドの喝を受け「次は斬ります」とスウォンが宣言する場面は複雑。彼自身が招いた事情なのだから、同情するのは間違いだけれど。それにしても、ジュドはヨナが追い出された時のこと知らないの?てっきり彼が黒幕でスウォンに入れ知恵して王を殺害したのかと。リリと別れる直前の食事会。父親の愚痴をいうリリに対し、ヨナが「父上を独りにしないで」と伝える場面はつらい。ヨナは父親へ反抗ばかりして、何もしてこなかったと心底後悔しているもんね。リリと父・ジュンギ、いつか互いの想いを素直に話し合える機会があると良いなあ。

  • 迫力がある巻だった。
    どういう結末になるのか…。

  • 花ゆめで連載追いかけてるから展開はわかってるものの、まとめて読むと泣けるわ。ヨナとリリはいい友達になれる♪ハクの心の闇というか、追手を差し向けられてから初めてスウォンと対面したときの心の痛みは何ともしようがなく、敵も見方も関係無しの暴力でしか表現できなかったのかも。次の巻は新章でゼノのターンかな。

  • 暁のヨナは本当に面白い。
    今回は、水の部族での話ですが、
    ヨナとスウォンとハクがそろうシーンは
    緊迫で固唾をのむほどですが、ハクはヨナの今までの絶望や、悲しみや、苦労を全て知って、支えてきた、ヨナの思いも全て込みでハクのスウォンへの悲しみの殺気が切なくて仕方なかった。
    でもこの3人がそろうシーンが一番面白い。
    この先スウォンはどんな役回りになるのかすごく楽しみ。
    ヨナの父イル陛下の想いを今回、水の部族の長リリのお父さんと同じような思いをイル陛下も抱えていたのかもしれない。
    そんな本当のイル陛下の本当の思いをスウォンが知る時がくるのかな???
    スウォンが完全なヒール役にもなれない感じが暁のヨナの最終回付近のことを考えるとすごく楽しみ。
    その辺はまだまだ先なんでしょうが、スウォンが死んじゃうなんて展開は嫌だなぁ。
    とりあえず、今回は水の部族での麻薬関連のお話は終り。
    さて、次巻からはまた新たな展開、高華国VS戒帝国ということです。
    次巻をすぐにでも読みたい気分ですが、来年春までお楽しみにです。

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