- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592731139
感想・レビュー・書評
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おいしそうな鉱石がいっぱいいっぱいでてくる。
読んでいるうちにホントに食べれるんじゃないかと思った・・・。
さすが、長野先生。お見事です。 -
これは、テレヴィジョン・シティに出てくるヴィオラが何から出来ているかとかわかったり、長野さんワールドに少しリンクしたりしていてとても面白い
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すっごく好きです。鉱石の写真も綺麗だし、それぞれの呼び方やお話もとても良いです。
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この本は茉雪がまだ中学生だった頃に神田の三省堂本店に
父に連れて行ってもらった時に一目惚れした本です。
さて、当時まだ14歳かそこいらの私を魅了したのはなんだったのかと言うと、
まず、その写真の美しさでしょう。鉱石の写真が本当に美しいのです。
まず、そこに目を惹かれ、次いで私を虜にしたのは、あの、長野先生のノスタルジックな文体で綴られた個々の鉱石の解説でした。解説、と言っても普通の解説ではなく、もちろん、長野ワールドです。
以下に少し、引用させて頂きたいと思います。
氷柱糖【つららとう】
氷柱花(クリスタ)と呼ばれる植物が、凍って石化したもの。
糖分が多いほど結晶は透明で、硝子質のものから、乳白色のものまで、種類はまちまちである……
これは何の説明かと言えば、お気付きの通り、『水晶』の、です。
1つ1つの鉱石の項の間に、長野先生の素晴らしい短編が入っているのです。その短編がまた幻想的で、鉱石に因んだものとなっています。どれもこれもが目の前に色までも浮かんできそうに美しいのです。
鉱石好きの方にはホントにオススメですよ。 -
あたしは鉱石の知識がゼロに等しい為、初めてこれを読んだ時は、ほんとに鉱石ってお菓子になるのだと想ったo長野まゆみの世界の住人でいられない事を、心から悔やむo
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小学生か中学生の頃に学校の図書館で読んだ本。すごく好きで、手元に置いておきたくて、買った。砂の薔薇とか、石のお話。