意地悪しないでお兄ちゃん (白泉社花丸文庫 こ 7-3)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877059

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  • 母親の再婚で兄になった八歳年上のやさしい千流をずっと想い続けている唯。可憐な美少女みたいだった子供の唯をかわいいかわいいと大切にしてくれた。一生こんな風に兄に可愛がられたいと願う唯の願いを年相応の体の成長が阻む(笑)
    愛しい兄がアメリカで就職してしまった。離ればなれになったさみしさに追い討ちをかけるように、みるみるうちにすっとした男らしい姿に成長してしまった唯。こんな姿ではもう兄に可愛がってもらえないと絶望する。変わらない気持ちで兄の千流を想いながらも避け続ける唯。
    そんな中、兄が急遽東京に転勤になり帰国することに。慌てまくった唯が考え出した苦肉の策は、可憐なビジュアルのゲイ親友に自分に成りすましてもらうこと。親友を唯だと思いこんで昔と変わらない溺愛振りを発揮する千流を、その友人の振りをしてそばで見ているのが辛くて仕方がない。しかも弟以外に見せる千流の顔は予想外に冷たく意地悪で…
    ええ、もうタイトル通り、よくある腹黒い年上がおぶおぶ受をイジメ可愛がり倒すお話です。しかもこの兄、ただの腹悪メガネではなく筋金入りの変態さんですww盗聴器とかGPSとかヤバ過ぎんだろ
    なんともエロばか面白いお話でした。ごちそう様です。満腹(*´艸`*)

  • 両片想いを楽しむ物語。溺愛・甘々・義兄弟といろんな要素がふわっと詰まっているので、好きな人にはたまらないかも。ストレスを感じないですいすい読めるので、そういうのが好きな人向け。変態要素も薄めです。

  • わはは、後半すごいコメディでした(笑)
    冒頭はすーごいいちゃらぶで可愛かったんですが、いやそれもコメディていうか若干あほあほ?入ってたけど、ファンタジーな義兄弟だね!ファンタジーでしかありえないね!かわいいね!て。本筋始まったとこから完全にコメディの匂いが(笑)中盤からはもうコメディでした。それはそれで笑えたんですが、冒頭の幼少時のいちゃらぶがかいかったからそのまま進んで欲しかったなー。入れ替わりネタはせずに。再会→そのままあほあほいちゃらぶで読みたかったです。実は腹黒はもう鉄板だし、そのネタだけ残して。入れ替わりのせいで兄も肩透かしというか歯噛みしてるけど、こっちも歯噛みしてしまった(笑)
    あ、今画像見て気づきましたが表紙、白ブリーフなんですね!帯で隠れてて気づかなかった。
    陸裕さんてこんな絵でしたっけ?陸裕さんに似てるなーて読んでたら御本人だった(笑)

  • ★3.5。執着・変態・腹黒攻のライト版という感じで、軽く楽しめました。盗聴器や白ブリーフにはフフッと。ただ、変態とか腹黒サイコと言うくらいならもっと押しが強くてエロくても良かったな〜!盗聴器以外はあまりぶっ飛んだ所はないし、そのへん期待したよりは物足りなくて大きな萌えはなかったですが、全体的にはまあまあ面白かったです。

  • 義兄弟もの・・・
    どっちもアホや(笑)

    しかし、このしょうもなさが面白く、なんとなく疲れてたりイライラしてるときには、ほどよかったり。

    『ちーたん』・・・クマはやばい(笑) クマはなw

  • ラブコメ。
    兄弟もの。兄×弟。
    兄はかなり腹黒で、盗聴器やGPSまで登場してしまいます。
    面白かったけど。。。もう少し腹黒さが発揮されてもいいかな。

著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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