動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1995年12月19日発売)
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感想 : 324
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592881414

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返し、結局文庫だけでなく電子版も買った。
    ハムテルの小学校時代の俳句?は最高だなと実家のわんこのあくびする口元を見ながら思ったりしたものだった。

  • 獣医を目指す主人公の大学生活。
    佐々木倫子の登場人物でよく出てくる浮世離れしているくらいに感情の起伏が少ない(動揺しないのではなく、それが顔に出ない)タイプの主人公ハムテル(本名“公輝”のあだな)、ネズミが大の苦手な友人二階堂、押しの強いハムテルのおばあさん、アフリカ大好きで周りを巻き込む破壊伸漆原教授、ぼ~っとしたしゃべり方で特異体質で血が何より好きな研究生菱沼さん。
    個性全開の登場人物たちに負けずに動物たちも個性的。
    顔はコワいが性格は素直で控えめなシベリアンハスキーの女の子チョビ、乱暴者の雄鶏ヒヨちゃん、近所の姐御ネコのミケ、無個性ということが個性の砂ネズミたち。

    無機質さとパワフルさとが融合した作風で、淡々と描かれてるのに爆笑してしまう作品。
    かつてシベリアンハスキーブームを呼び、北海道大学の受験者が増えたというくらい社会に影響を与えた。

  • とにかく笑いたいとき、元気を出したい時は、これ!

    顔は思いっきり般若なのに気は優しいチョビや、関西弁でチョビを指導するミケを見てるだけでHPもMPも100%回復する感じ♪

    登場人物では、獣医を目指しているにも関わらず、ねずみが苦手な二階堂くんがお気に入り。

    これを読んでから、ペットショップでも街角でも、シベリアンハスキーを見ると、つい「チョビ♪」と呼んでしまう。。。

    • まろんさん
      わ~い、またもや好みが一致してうれしい♪

      ヒヨちゃんは、名前に似合わず凶暴でしたね(笑)
      菱沼さんは、無表情なのにおもしろいことをやらかし...
      わ~い、またもや好みが一致してうれしい♪

      ヒヨちゃんは、名前に似合わず凶暴でしたね(笑)
      菱沼さんは、無表情なのにおもしろいことをやらかしてくれるとこがよかった!

      私も、猫のみならず、犬も大好き。
      実家には、犬2匹と猫が4匹いました。

      うんうん、動物病院行くと、よそのお宅のわんこやにゃんこも撫でたい症候群が沸き起こりますね。
      2012/05/17
  • 全巻読破⭐︎
    コミック12巻
    文庫8巻、愛蔵版6巻もあり

    くっくっく・・・と笑って読もう

    獣医学部の仲間と
    ハスキー犬のちょびに会いに行こう

    1987年から1993年まで
    「花ゆめ」に連載された漫画

    今読んでも違和感なく、楽しいこと間違いなし!

  • 1987-1993年に「花とゆめ」で連載。動物のお医者さんを目指す獣医学部の学生や動物たちが、楽しく、でもリアルに描かれている。怖い顔ながら「怒ろうかなとおもっているうちにタイミングを逃して怒れなかった」などと非常に思慮深くておとなしいシベリアン・ハスキーのチョビがとてもかわいい。チョビが切り株につかまって家に帰れなくなった話とか、教授たちが学生のころの話とか、好きなエピソードがたくさん。

  • ハムテルがとてもかっこいいです。
    私も、獣医さんになりたいと思いました。

    • kuroayameさん
      昔になりますが、ドラマになってましたよね♪。
      とってもほのぼのしたお話しで私も大好きです★
      昔になりますが、ドラマになってましたよね♪。
      とってもほのぼのしたお話しで私も大好きです★
      2012/09/16
  •  獣医の卵(H大学だからたぶん北海道大学)が通う大学生を主人公にしたマンガです。身内には獣医がいるので,こういう物語は,興味深いです。以前,テレビ番組で「ロシナンテの災難」という堂本剛くんが主人公の獣医に関する映画をやっていましたが,それも家族みんなでよく見ました。
     本書は,捨てられる寸前のところのものを救ってきたもので,これから,じっくりと読んでみたいと思います。
     動物独特の雰囲気も面白いし,出てくる人物が,どうも変な人ばかりで,これもまた面白いです。
     ネットを見ると,その「ロシナンテの災難」の原作が,このマンガではないかとのことですが,よく分かりません。似ていなくもない。犬が心の中で言葉をしゃべることなど…。

  • 残りの人生で漫画を一作品しか読めないと言われたら私は「動物のお医者さん」を読み続ける

  • 1-8 読了
    最後まで読んでいなかったので再読。
    大昔、H大学に憧れたものよ…

  • 久々の再読。
    あー、何度読んでも面白い。
    くすくす。
    げらげら。
    漆原教授や菱沼さんに振り回されるハムテルがナイスすぎる。
    二階堂も、好き。
    もちろん、チョビが最高。
    怖い顔だけど、優しくて可愛いわ。

  • チョビが可愛い

  • 私が10代~20代前半の頃に影響を受けた作品を紹介するシリーズ。1900エントリ目なので第19回となる今回は「動物のお医者さん」を取り上げる。90年代の「花とゆめ」黄金期におけるトップ3作品の1つであり(ちなみに残りの2つは「ぼくの地球を守って」と「ここはグリーン・ウッド」)、知的でシュールな作風が男女を問わず人気を博した。北海道大学(作中では一貫してH大と表記)の獣医学部をリアルに再現した舞台設定も人気があったのだが、連載終了後に現実の北大が大きく変わってしまったため、聖地巡礼をしようとしても作中の場所は存在しないのが残念なところ。私の博士課程のときの実質的な指導教官が、北大に赴任することが決まった時、本作の全巻セットをプレゼントしたのはいい思い出である。後で聞いたところによると、先生の娘さんがこれを読んで札幌への引っ越しを楽しみにするようになったということで、それはいいことをしたと思った次第。花とゆめコミックス全12巻、白泉社文庫全8巻、愛蔵版が全6巻。

  • まずは動物の描き方がすごい。チョビの毛並みとかほんと凄い。そして、恋愛要素が全然ないのもよい。小学生の時は読んでも意味が分からないところが結構あった。知的なギャグ漫画なんだな、きっと。

  • ハム輝、懐かしい。
    初めて読んだ時は、この絵になかなか慣れなかったけれど、
    読み返すといいですね。
    チョビの表情も生き生きとしていて、獣医学部のイメージもできる。

    作者の字は特徴的。

  • 文庫版全10巻読了。登録はこの1巻のみで。

    ある閉じた(といってもいい)集団のなかで起きたいろいろな面白いできごとは、その場にいないひとたちにとっても面白いものなのかどうか、考える。

    まあ半々やね。あたりまえか。
    でもこの漫画は、その半々のところの両方からええとこを抽出してわたしたちに差しだしてくれている。その集団に所属していないとわからない面白さは、まるでわたしたちがその一員であるかのように彼らのことをこと細かに教えてみせてくれるし、リアルとデフォルメの丁度真ん中くらいのビジュアルでの動物たちの生き生きとした表情は、誰だって馴染みがあるものだと思う。

    となんやようわからんことを書いてしまったがまあほんと面白い。

  • チョビかわええー。
    何度読んでも癒されます。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「癒されます」
      私も可愛いチョビとミケのファンです。
      佐々木倫子って動物の表情上手いよね(人間はチョッとアレだけど)。
      「癒されます」
      私も可愛いチョビとミケのファンです。
      佐々木倫子って動物の表情上手いよね(人間はチョッとアレだけど)。
      2012/08/24
  • 定期的に読み返したくなるので、文庫で全巻持つようにしました。大学の自由な雰囲気と、なんだかたくましい動物と人、上質なミステリの要素、非常に読んでいて安心します。ずっと大好きな本。

  • 以前持ってたのに手放して再購入
    ドラマにもなった。生き物は難しい。動物を丁寧に書いているのが好感あり。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      懐かしい~
      私は三毛のファンです。
      懐かしい~
      私は三毛のファンです。
      2015/11/27
  • 子どもの頃からずっと読んでるある意味バイブル。
    佐々木さんの後書きにもあるけど、動物が出て来て大変な難病と戦ったり、愛犬が死んでしまったりしてそこから獣医を目指すんじゃ…などの予想をして本を取ってくれる人が多い様ですと書いてあったけど、シリアスで命とは…というノリではなくて、終始ゆるっと獣医学部の学生の話が綴られていて、恋愛要素の話もほぼないんだけど、なんでこんなに面白いんだろうなぁーと。
    特にしるこ爆弾の話が好きv

  • 愛蔵版を手放してしまったのだけど、やっぱりどうしても手元に置いておきたくて文庫版で全巻買い直しちゃった。内容ほとんど忘れてたから新鮮に読み返せておもしろい〜。チョビって女の子だったっけえ?忘れてた。

  • チョビが可愛い。シベリアンハスキーブームが起きたのも納得。

  • 学生の頃大好きだったので、再度コレクション!

  • マイバイブル

  • 「獣医学部に通う男子大学生を中心にした動物の話」ではなかなか食指が動かなかったけれど、「日常ミステリー」と紹介されているのを見て興味が湧いたので読み始めた。
    ・飼い始めた犬が血便をした→原因は?
    ・オス2匹のはずのスナネズミが子どもを産んだ→オスとメスだったのでは?→産んだ2週間後にまた産まれた→考えられる原因を挙げていく
    ・豚が他の豚に尻尾を噛まれる→犯人(豚)は? 原因は?
    など、なるほど、「問題発生→進展、解決へのヒント→原因判明」と、たしかに謎解きの構成になっている。
    とはいえミステリーものとして描かれているわけではなく、ストーリーはテンションの起伏が少なく淡々としている。少女漫画ではあるが人も動物もデフォルメされずに描かれているので、動物の情報が冗談(漫画のための演出・誇張表現)なのか本当なのか判断がつきにくい。(真顔でギャグも言うので、余計に)

    第1話では高校生だった主人公が大学に合格・入学することも2年になり獣医学部に進むこともかなり省略して描かれており、いつのまにか飲酒したり獣医師免許を取っていたりもしているので、《そこ=人間の成長》がメインじゃないんだなという感じ。
    主人公は大きな志や夢を持って獣医師を目指すわけではなく、獣医学部が舞台だからといっても専門用語を連発して意味がわからないなんてこともないので、ゆるく楽しめる。基本一話完結なので、「獣医学部が舞台の漫画」とだけわかっていればどこからでも読める。獣医ものだと動物の病気や怪我は避けられないが、死ネタは(読んだ範囲では)ない。お涙頂戴もない。
    獣医学部・獣医ならではの要素が強くなってくる頃にはもうキャラクターに親近感や愛着が湧いていると思うので、抵抗なく読み進められるのが上手い。
    出番が多く主人公と交流の多い女性キャラはいるものの、恋愛の気配は微塵も感じられない(美人っぽいのに容姿に言及されることはなく、ただただ変な人)。本当に《そこ》じゃないんだな、と。

    令和の時代に読むと絵柄やファッションが古いけど、画力は高く、動物がメインなのでそこまで気にならない。

  • 全巻読了

  • 獣医学部で学ぶ学生の漫画です。

    初版は1999年ですが、購入したのは2013年の83刷ですので、相当人気のあった漫画なんですね。

    主人公の飼い犬ハスキーのチョビが出てきますが、ほかにもたくさんの動物が出てきますので、犬に特化した話ではありませんでした。

  • 佐々木倫子は獣医学部出身じゃないんだ。作家さんは凄いなあ。
    チョビと菱沼さんのファンです。

  • 個性豊かな登場人物達、そして顔は恐いけれど優しいハスキー犬のチョビ。
    何度読んでも楽しくて面白くて大好きなコミックです。

  • 漆原教授、好き。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:726.1||S
    資料ID:95060508

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佐々木倫子の作品

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