バビロンまで何マイル (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883180

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしい。

    どの本も主人公がサバサバしててイイ
    食べる時の「もぎゅもぎゅ」って音がイイ

  • 初・川原泉さんでした!打ち切りだと事前に知っていたが、まさかバビロンに行かずに終わるとは(汗)歴史を知っていれば、この作品をもっと楽しめたんだろうな〜と思わせるほど、専門用語が飛び交ってました。でも仁希と友理の掛け合いが面白く、ぐんぐんと作品に引き込まれました。続きが読みたいです……。

  •  面白ーい!
     このままシリーズ化してくれればいいのに。

     タイムスリップしてさ、いろんな時代の
     いろんな出来事を見てみたいよね。

     チェーザレとルクレツィア、本当は
     どんなだったんだろう。

     真実は誰も知らない。
     永遠に当人同士の秘密だ。

     歴史の面白さはそこにあるのかもね。

  • マキャヴェッリ『君主論』を読んでいる最中、ふとこの作品を思い出しての再読。作中で明言されてはいませんが、この漫画に出てくるピッコロくんことニッコロは彼の事なもので。相変わらず何かと文字の多い川原作品ですが、セリフのやりとりも含めて軽妙なので全く苦になりません。楽しく読める独特の空気感に加えて、イタリアの歴史の一部もきっちり学べる、一粒で二度美味しいところも本作の魅力だと言えます。これがきっかけでイタリア史に興味を持ったり、塩野七生さんの著作に手をのばした人も多いのではないでしょうか?

  • 久々に店頭で見かけて、ついつい。。

    ひょうひょうとした感じな展開は相変わらずに。
    最初はまったり系と思ったら、後半チェーザレの時代はなかなかに重く。

    初めて読んだ時、塩野さんの著作ともかぶって、印象深かったのを覚えています。
    続編がありそうでなさそうな、、個人的には続きが読みたかったりします。

  • ファンタジー+SF+世界史。

    余り言うとネタバレになりますのでアレなんですが。
    アルフォンソ君という、歴史上それ程重要でない人物がしばらく忘れられなくなります。

    コミックスでは完結しておらず、文庫版の加筆で一応話にケリをつけてあります。購入の際はご注意を。

    それでも続きが・・・続きが読みたい。
    もっとカーラ様による歴史観を見せて、いや、魅せていただきたい・・・!
    そんな漫画です。

  • 歴史タイムスリップという設定としてはありがちでも、レオナルドダヴィンチがさらっと出てきたりとか、主人公が熱血でも積極的でもないのだけど、歴史上の人物たちとなにげなく関わっていくところが川原さんらしい。しかも、結構マニアックな時代ですよね。これを続けていったら結構大作になったと思いましたが、残念です…

  • すきじゃなかった

  • すごい出来た作品ですよ、川原さんの才能に惚れ惚れします。

  • 単行本未収録の雑誌連載4回分を読むために買った文庫版。チェーザレ・ボルジア編を最後まで読むことができて、すっきりした。

  • 恐竜編、チェーザレ編と続いて、他の時代や国にも行くのかと思ったら、ほぼチェーザレ編がメインとなって終わってしまった。え、バビロンにはいつ行くの?最終的にメソポタミアまで行くのかと思ってたんだけど。

    歴史のお勉強になったけど、仁希と友理をもっとストーリーに絡めてあった方がオリジナリティーがあっておもしろくなっただろうし、せっかく少女マンガだから仁希と友理の恋愛は無理でもその関係性の変化も描かれていたら、よかったなー。

  • これ絶対打ち切りだよな、と調べたらコミックス版では未完の模様。この1冊でも十分面白いけれど、続いてこそもっともっと盛り上がる作品だったろうと残念。色んな時代・国に行く2人を読みたいなあ…。バビロンまで。

  • 文庫全1巻(コミックス版では未完)Kindle有り
    15-16世紀、ルネサンス期イタリア。

    タイムスリップ物のフィクションですが、
    チェーザレ・ボルジア、史実多め。

    「超現実主義の仁希と謎の多い多国籍家系の友理。
    幼なじみのふたりは12年前に助けた精霊から自由に時間を超えられる指輪をもらい…。」

    感想・歴史上の人物が人間として感じられる、
    漫画で知る醍醐味が味わえる大好きな作品。
    かなりの情報量、文化史も少しカバー。
    何より漫画として面白い!

  • 4〜5

  • 陽気な妖精にもらった指輪がぺか~っと光るたびに勝手にタイムトラベラーにされちゃう主人公2人。でも強力に順応力が高いのは川原先生のマンガの主人公の特徴だな~。で、最初に行った恐竜時代も面白かったけど、やっぱり2度目のルネサンス期イタリア篇が面白かった~。世界史はあまり得意じゃないのだけど、あのヘンの情勢が楽しく理解できました。ただ、ここからルクレツィアさんどうなるの?というところで主人公2人が引き戻されて、あとは歴史の本で顛末を知る・・・というのは・・・。いや、チェーザレさんは大変な目に合うみたいだし、あれが妥当なんだろうけど、やっぱり物足りないような・・・悩む・・・

  • これ絶対完結してないでしょ笑。川原さんの漫画はいっぱい読みたいので、最後まで描いてほしかったなあー。
    ちなみに、わたしタイムスリップものがめっちゃ苦手なんですが、これはすんなり読めました。

    冷酷非情なデューカに、仁希さんがやたら頭を撫でくられてるのが何か好きです。何というか、こんな人にすら気が置けない相手に思ってもらえるのは、仁希さんの朗らかで不躾な性格がなせる技なんやろうね。

  • 幼馴染の男女がルネサンス期イタリアへタイムスリップ
    悪名高いボルジア家に居候して時代の趨勢を見る
    チェーザレ・ボルジアがかっこいいのはもちろんですが、ドン・ミケロットが渋くて素敵

  • 世界史好き、受験生にもオススメかも(一部の歴史だけど)。

  • 川原さんの世界史解説がほんと面白くてだいすきです。
    笑えて泣ける。川原さんの中でも結構すきなお話です。

  • コミックスが1巻で止まってて、続刊が出るのを待ってたら
    ある日突然文庫版が出て、取り敢えず完結の体を取っていた、という。

    改めて読み返すとどう考えても『未完の大作』という気がしてならない。
    たぶん1話1エピソードのつもりだったのが
    ボルジア家のお話が濃すぎて長くなってしまい
    そのうち休載したり何だりで仕方なくオチをつけた、というところだろうか。
    タンパク質の話とチェーザレ君たちの話のヴォリュームが違い過ぎる。
    ホントはローマから帰ってきてまた違う時代の違う場所に飛んでって
    そのうち仁希のリアリスト振りにも変化が現れて
    最終的にバビロンに行って帰ってくるまで続くはずだったんだろうな。きっと。
    いつかその辺りの続編を描いてくれないかなー。
    とか言ってるうちに20年近く経っちゃったからなー…。
    続いてほしかった、という意味を込めて★1個マイナス。

    この話を読んで塩野七生さんの
    『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を読もうと思ったのでした。
    実際読んだのでした。…殆ど忘れちゃったけど。
    もう1回読んでみようかなーなんて。

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