フラワー・オブ・ライフ 第3巻 (白泉社文庫 よ 4-6)

  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592886945

感想・レビュー・書評

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  • 普通の、普通の、高校1年生の1年間。いやもちろん漫画だから、ちょっと普通じゃないところもあるんだけど。しかし全編を通して流れるのは、普通の高校生活、それが詩的であるということ。漫画オタクの女子、小太りの男子、ちょっとごつめの優等生、みんなそれぞれに内にひとつ抱えて生きている。それに比べて教師をはじめ大人たちの頼りなく、身勝手で弱々しいこと。

    題名の意味は、物語の終わりに突如として知らされる。楽しかった高校時代を持つ人たちは共感せずにはいられないだろう。

  • 2012 1/23読了。WonderGooで購入(古書)。
    表紙にもなっている真島大躍進、後に失墜、でも回復?とかにじたばたする。
    途中まで超高校生級の体験かと思えば春太郎の言葉でごくふつうの高校生である現実がさらされて、でもそのおかげで凶行は止められて。
    途中までのドSっぷりも好きだけど、そのあとでもいいなあ、真島。

    フラワー・オブ・ライフというタイトルの意味も明かされる。
    若い盛り。若い盛りで。

  • みんなで楽しくクリスマス会。
    わくわくながら自分の担当に不安を感じるあたりがすごくよく判ります。
    真島くんがそんな展開になろうとは・・・。こちらも続きが楽しみです。

  • せーつーなーいー。 クリスマス~クラス替え。

    いい終わり方なんだけど!なんだけど!だからこそなんか切ない。

    真島もまた In the flower of life というのがまた上手い!
    怒涛の最終話は本当に、なんかもう・・・


    主人公を中心に創作活動をするので、物語中で語られる創作、おたく、BL等々に関する価値観が筆者の価値観なのかなぁ…と思うと、その点もおもしろく読めたりする。

著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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