ナイトホークス 下 (扶桑社ミステリー コ 7-2)

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594010461

感想・レビュー・書評

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  • ベトナム戦争に出征してトンネル・ネズミで生還したってだけで、骨太の根性があるってものじゃないの!面白かった!

  • パイプ 死体 ベトナム 戦友 銀行強盗 エレノア・ウィッシュ 復讐

    原題は "Black Echo" なんだけど,ナイト・ホークスになったんだ。20数年前に読んで,その意味がわからなかったんだけど,今回読み直して,理由がちょっとわかった気がする。USAでは"Black Echo"であるべき → ベトナムの悪夢をあの時点では引きずっていたから。
    日本で ナイト・ホークス になったのは,ベトナムの悪夢というよりも,深夜の孤独という、より一般的な情緒を前面に出したかったから。
    インターネットの進歩でナイト・ホークスの絵が簡単に見られるようになった。その絵を眺めながら,そんなことを考えた。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9_%28%E7%BE%8E%E8%A1%93%29?wprov=sfla1

  • 犯人、黒幕は予想通りの人でした。
    しかし何で結ばれない人を好きになってしまうかなぁ…。
    結局の所、ボッシュが硬派なのか軟派なのか掴みきれず。

    シリーズ2作目も読んでみます。

  • ボッシュを吊るし上げるネタを掴むためボッシュをつけ回す、ロス市警内務監査課のルイスとクラークのろくでなしっぷりには、ボッシュ同様呆れるし、ロス市警内でボッシュを目の敵にしている副警視正のアーヴィン・アーヴィングもとことん嫌な奴で、それだからこそ、ボッシュが組織のやり方に迎合せず、己の正義を貫き、犯罪を暴き、不正を正すため、組織の中でも孤高の戦いを繰り広げる姿を手放しで応援してしまう。

    ボッシュが推理と操作の末たどりついた容疑者フランクリンとデルガドの二人がメドーズ殺害とトンネル強盗事件の犯人かと思いきや、シャーキを殺した黒幕はあっと驚く人物で、そいつを裏で糸を引いてい操っていた人物はもっと驚くべき人物で。。。

    ささやかな疑念すら放っておかずとことん真実を求めて探求するボッシュの刑事魂に痺れる!
    そして「偶然なんてものはないんだ!」と細部を見過ごさず粘り強く推理と捜査を展開していくボッシュの今後の活躍が楽しみ!
    シリーズ第二弾のブラックアイスを早く読みたい!

  • 前半は淡々と進みますが、目撃者が殺されたあたりからは、勢いがありました。

  • 刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ。
    「ピューリツァー賞候補になった記者だから読め」と家族にすすめられて、第1作目を読む。
    原語で読んでいないせいもあるのだろう、海外の刑事ものの情景描写は少し苦手である。
    優れているのかは判断できないが、展開がスピーディなので飽きずに読める。

  • 扶桑社と講談社。何からどう読み進めば良いのでしょうか。これでもボッシュの過去の事件が方々に出てきて順番間違えたかなと不安でした。当然発行順でいいんですよね。
    早くボッシュに携帯電話を持たせてやりたい。

  • (上より続く)
    どこからかは定かではないが。

    多分、主人公が無茶をしながらも「正義」を、
    自分が思うところの「正しさ」を貫いているからだと思う。

    しかし、なぜ題名を「ブラックエコー」から変えたのか。
    ナイトホークス、は重要なファクターだけど、作者はそれを隅に置いておきたかったのではないのか。
    そこが不満。

  • 6月8日読了。

  • 面白い。終盤、結末は、筆力がないと噴飯モノになりそうな展開だが、ストーリーに隙がなく、納得できる。特にラストのもの悲しさは印象的。現代ハードボイルドの最高潮と評価されるシリーズのようだが、一般ミステリーとして非常に良くできた作品と思う。お奨め。ついでだが、邦題は訳者により読者が著者の意図とは別のところに誘導されてしまうような印象を受けた。

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著者プロフィール

Michael Connelly:1956年生まれ。LAタイムズ元記者。代表作としてはボッシュ・シリーズ、リンカーン弁護士シリーズがあり、当代随一のストーリーテラー。

「2023年 『正義の弧(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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