- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594010461
感想・レビュー・書評
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ベトナム戦争に出征してトンネル・ネズミで生還したってだけで、骨太の根性があるってものじゃないの!面白かった!
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パイプ 死体 ベトナム 戦友 銀行強盗 エレノア・ウィッシュ 復讐
原題は "Black Echo" なんだけど,ナイト・ホークスになったんだ。20数年前に読んで,その意味がわからなかったんだけど,今回読み直して,理由がちょっとわかった気がする。USAでは"Black Echo"であるべき → ベトナムの悪夢をあの時点では引きずっていたから。
日本で ナイト・ホークス になったのは,ベトナムの悪夢というよりも,深夜の孤独という、より一般的な情緒を前面に出したかったから。
インターネットの進歩でナイト・ホークスの絵が簡単に見られるようになった。その絵を眺めながら,そんなことを考えた。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9_%28%E7%BE%8E%E8%A1%93%29?wprov=sfla1 -
犯人、黒幕は予想通りの人でした。
しかし何で結ばれない人を好きになってしまうかなぁ…。
結局の所、ボッシュが硬派なのか軟派なのか掴みきれず。
シリーズ2作目も読んでみます。 -
刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ。
「ピューリツァー賞候補になった記者だから読め」と家族にすすめられて、第1作目を読む。
原語で読んでいないせいもあるのだろう、海外の刑事ものの情景描写は少し苦手である。
優れているのかは判断できないが、展開がスピーディなので飽きずに読める。 -
(上より続く)
どこからかは定かではないが。
多分、主人公が無茶をしながらも「正義」を、
自分が思うところの「正しさ」を貫いているからだと思う。
しかし、なぜ題名を「ブラックエコー」から変えたのか。
ナイトホークス、は重要なファクターだけど、作者はそれを隅に置いておきたかったのではないのか。
そこが不満。 -
6月8日読了。
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面白い。終盤、結末は、筆力がないと噴飯モノになりそうな展開だが、ストーリーに隙がなく、納得できる。特にラストのもの悲しさは印象的。現代ハードボイルドの最高潮と評価されるシリーズのようだが、一般ミステリーとして非常に良くできた作品と思う。お奨め。ついでだが、邦題は訳者により読者が著者の意図とは別のところに誘導されてしまうような印象を受けた。