やまとなでしこ

著者 :
  • フジテレビ出版
3.47
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本棚登録 : 40
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030483

作品紹介・あらすじ

夜な夜な、お金持ちの男を探して合コンをしまくる神野桜子(松嶋菜々子)、幼いころの貧乏体験がトラウマになって、狙うはもちろん玉の輿。その美貌にひかれる男、また男。そのなかに中原欧介(堤真一)がいた。数学の研究でアメリカに留学したにもかかわらず挫折し、魚屋の跡継ぎに…。一方、大病院を経営する家の跡継ぎ息子・東十条司(東幹久)ともデートを繰り返し、結婚間近かの桜子。桜子と欧介との恋の行方は…。高視聴率を記録した「月9」ラブコメディーがノベライズになってよみがえる。あなたにはお金より大切なもの、ありますか…。

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な人と結婚したいという気持ちに強く共感。それを実現させようとする行動力には驚いたと同時に見習わなきゃ!と関心してしまった。
    本当に大切なものは何か。桜子にとっての「素敵な人」という基準のようなものは、物語が進むにつれて変化していく。
    登場人物たちがみんな憎めないキャラで、楽しく、とても読みやすかった。

  • ドラマがすごい好きで、再放送も見てた。桜子の行動力、すごいわ・・・。ちょっとご教授いただきたい・・・

  • 私の人生の、バイブルです。

    フジテレビで放送されたドラマ「やまとなでしこ」のノベライズ本です。
    ドラマも何度も見て、この本も数回読みました。

    国際線スチュワーデスの桜子は、気配り上手な美人だが、幼少時の極貧体験がトラウマとなり、玉の輿に乗るため、合コンに命を懸けている。
    そんな彼女の前に現れた超金持ちの医者・中原。
    しかし本当の彼は小さな魚屋さんでド貧乏だった。
    心よりお金が大事と公言する一方で、亡き母が教えてくれた「お金では買えないたった一つのもの」が頭を離れない彼女が、本当の恋を見つけるまでを描いたラブロマンス。

    どうしても何度も見てしまうのは……うーん、たぶん誰しも愛とか恋とか悩んでいて、それだけじゃなく職場とか人間関係とか悩んでいて、だからこそ、強く前向きに生きようとする桜子に惹かれるんだと思います。
    悩んだり傷つきながらも未来を自分の手で掴もうと先を切り開く彼女の姿に、共感します。

  • お金持ちにしか興味がない女と貧乏人の恋の話。
    実際世の中お金じゃないと思った。

  • この本は、自分が好きで好きで再放送も何回も見ているくらい好きなドラマの単行本バージョンです。
    想像していたのとは違ったがやっぱり好きな内容でした。

  • 幼い頃、極度の貧乏生活を経験し、貧困と闘ってきました。その結果彼女は「世の中で一番大切なもの・・・それは・・・お金である」「恋愛相手も結婚相手もお金持ちでなければならない」という哲学を身につけてしまいました。そんな彼女に私はなりたくないなとおもいました。それがある男の人に出会い変わっていく彼女には読んでいておもしろかったです。

  • スチュワーデスをしている桜子が主人公です。桜子は、出会いを求めに合コンにたくさん行っていましたが、そんな時、中原欧介と出会います。欧介は、桜子に振り回されるも徐々に彼女に惹かれていくのです。桜子は、玉の輿に乗るためにお金のある男性しか興味がなかったが、欧介に出会ったお陰で少し変わり始めたのです。お金では買えない大切なものを見つけ、お金以外に本気で恋をした桜子と欧介の物語です。今まで、お金にしか興味がなかった人までも変えてしまうほどやはり人を愛する気持ちは、すごいのだと改めて思わされました。

  • 当時ドラマを見ていなかったBOAYAは、何かにつけて引き合いに出されるこのドラマの内容を知らないまま三十路を越えようとしていた。
    そんな矢先に図書館で、目が合う。当然、借りる。
    松嶋菜々子と堤真一が頭に浮かんでしかたがなかったけど、
    すっごくいい作品に感じた。
    カテゴリ「love」にしたけれど、「human」かもしれない。
    こんなに人生一筋縄じゃいかないだろうけれど、【シンデレラストーリー】に触れて、今の自分の位置を確認できたりもする。
    とっても温度ある作品。

  • すっち資料^^と思って読んだ。
    ほんとダイジェスト版だね?ドラマのほう見たこと無いけど。
    「オンスケ」ってのはほんとにナチュラルに使うのな。

  • ドラマ、松嶋菜々子綺麗だったなぁー…って感じ(どんな)

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。脚本家。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店勤務、コピーライター、占い師を経て、テレビドラマ『ニュータウン仮分署』で脚本家デビュー。2007年『ハケンの品格』で放送文化基金賞、2013年には『はつ恋』『ドクターX 外科医・大門未知子』で向田邦子賞と橋田賞をダブル受賞。2014年にNHK連続テレビ小説『花子とアン』がヒットし、2018年には大河ドラマ『西郷どん』(林真理子原作)の脚本も手掛ける。2019年より、公式占いサイト「中園ミホの解禁!女の絶対運命」(https://nakazono-miho.com/?m=book)を開始。現在、クウネルサロン(https://kunel-salon.com/)では「中園ミホの福寿縁うらない」を毎週更新中。主な著書に『占いで強運をつかむ』がある。

「2021年 『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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