- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594030841
作品紹介・あらすじ
わずか4カ月間…。私はたしかに、お母さんだった。妊娠と同時に告げられた子宮ガン。全摘出手術で我が子も失った著者が夫・高田延彦と共に闘った日々を綴る命の記。
感想・レビュー・書評
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夫婦愛、健康の大切さ、たとえ生まれなくても大切なものを遺してくれた高田夫妻の赤ちゃん。
向井さんの赤ちゃんを守りたい気持ち、高田さんの妻が一番大切という気持ち、本当に苦渋の決断だったんだろうな…と呼んでいて苦しい気持ちになりました。その後二人は代理母で子供を授かれたとか。よかったです。
妊娠というきっかけがなくても婦人科にいくことは女として当然という世の中にはまだまだなっていません。面倒くさい、恥ずかしい、時間がない、と言わずに定期的にクリニックに行こう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
病気→不妊→代理母出産を公にして社会の認知を求めた向井亜紀の手記。
こっそりすることもできるけど、将来の子供たちのために議論の場を作り、矢面に立った人。
この当時ものすごく叩かれていて、なんでダメなのかよくわからなかった。
私の考えの元になった本のひとつ。
これは代理母出産前の話。
過剰適応っぽくて心配になるし、私の考えと合わない部分はあるんだけど、応援の意味もこめて★5
この人が叩かれる世の中は間違ってる。 -
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3年以上前に読んだ本。
あの頃考えていたことを思うと、人生ってなるようにしかならないのだと感じます。
この本と出会ったとき、何かを感じて手にしました。
読んでみて、妊娠・出産・子育て・自分の人生について考えました。
まさか3年後に自分が出産して、子育てすることになろうとは、夢にも思いませんでした。
ずっと子どもはいらないと思っていて、こんな年齢になって欲しいと思って妊娠・出産できるなんて、本当に運がよかったのだと思います。
それとも初めからこうなる筋書きだったのでしょうか。
この本を読んでいても思いましたが、これは自分が成長するためのレッスンなんだと思いたくなるというか、そう考えなければもう前に進めないほどに打ちのめされてしまう出来事て、生きてたらあるもんですよね。
この本について、アメブロでも書いています。
http://ameblo.jp/waremoko-tadoku/entry-10176904507.html -
これ泣けます。。。
私も一回婦人科の検査して「恥ずかしいし痛いし二度と婦人科なんて行かないぞ!」と決めてた人なので心が痛いです。
本当子供のいる人に限って「子供のいない人生もあるよ〜」なんて軽く言ったりするんだよね(-_-;)
最後の高田の文章が特にヤバイ! しかもうちの旦那なんて「赤ちゃん産むことより軍隊のほうが大変」って言える男だから特にうらやましい良い男だ!
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この本を読むきっかけは、学校の保健の授業で代理出産について触れたことから。
授業終わって真っ先に図書室に行き、向井さんの本を探した。
向井さんの書く文章はユーモアがあって読みやすく、心に突き刺さる想いや言葉が沢山です。
とてもためになる本です。
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多くの誤解や偏見と闘いながらも夫婦が真剣に「命」と向き合っている姿に感動しました。
また子宮ガンという病気に対して考えさせられた1冊です。 -
泣いた。
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不妊治療を受けるきっかけとなった本です。この後の選択には賛同できませんが、是非若い世代の方に読んで欲しいです。
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女性と出産とガンと・・・向井さんの強さに涙が出ました。