エーガ界に捧ぐ (SPA BOOKS)

著者 : 中原昌也

• 扶桑社 (2003年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[negatebu14さんの感想 · 2015年6月2日]

完全版の方はあまりにも量が多くて読めなかったのですけれども（！）、今作のは100レビューですからまあ何とか読めましたね…映画にそれほど…というか、全然詳しくない僕でも…。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

やっぱし著者の、映画とは全然関係のない愚痴が面白いですね…（金がないとか…）あとはまあ、映画のレビューの方も秀逸かどうかは分かりませんけれどもまあ、読んだらその映画、観たくなること請け合いであります…社畜死ね！！

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

これを期に完全版の方も読んでみようかなとは思いますけれどもやはりあの分厚さを思うと足が竦むと言いますか、躊躇う気持ちが生まれますね…。

そんなわけでさようなら…。

ヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰ

[もぬさんの感想 · 2011年6月3日]

現在の中原さんを見ているとまだこの頃は貧困を嘆き自虐的で自意識過剰なコンプレックスの塊であったかもしれないけど、まだそれを笑いに変える（本人はそうおもってなくとも）力はあったしどこか重くならない文体であった。

[夏子さんの感想 · 2007年12月15日]

もう手に入らないと思ったら
なんとブックオフに居た。
映画評本なのにグチばっかり。
でもそれがいいんだなあ。
しかもその評価が自分の趣味にピタリ。
だから映画を観るときの参考にしている。

[もりさんの感想 · 2007年8月8日]

2007/8/1購入

[missioさんの感想 · 2007年7月31日]

作品を評論出来る人材なら大量にいる。ただ、作品を観たく（やりたく）させてくれる人材は…

その点に関しては昌也（昌也だけが）がここに。

著者プロフィール

《Hair Stylistics/中原昌也》
1970年6月4日東京都生まれ。
1988年頃よりＭＴＲやサンプラーを用いて音楽制作を開始。
1990年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者＝Violent Onsen Geisha」名義でスプリットＬＰをリリース、ソニック・ユース、ベック、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンらの来日公演でオープニング・アクトに指名され、
1995年のアメリカ・ツアーを始め海外公演を重ねるなど、国外での評価も高い。
1997年からユニット名を「Hair Stylistics」に改める。

音楽活動と並行して文筆活動も多数。
1998年に初の短篇小説集『マリ＆フィフィの虐殺ソングブック』（河出書房新社）を発表した後、
2001年に『あらゆる場所に花束が……』（新潮社）で三島由紀夫賞、
2006年に『名もなき孤児たちの墓』（新潮社）で野間文芸新人賞、
2008年に『中原昌也作業日誌 2004→2007』（boid）でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

「2018年 『"Hair Stylistics CD-R Cover Art Works" BOOK WITH CD "BEST!"』 で使われていた紹介文から引用しています。」