孤独のグルメ 【新装版】

著者 :
  • 扶桑社
4.09
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感想 : 244
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594056445

感想・レビュー・書評

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  • 新装版が出たので、
    以前から気になっていた『孤独のグルメ』をようやく…。

    食べものそのものもさることながら、
    食べるときの環境や心情が
    食の喜びを大きく左右するなぁと今さらながら感じた。

    しかし、よく食う上に独り言の多い人だね(笑)。

  • 面白かったー。
    「ハードボイルドグルメ漫画」なんだけど、かっこいいようでかっこわるい、かっこわるいようでかっこいい井之頭五郎が好きですね。
    ドラマの松重豊とか全然違う「ヌケ」感。簡単に言うと、結構注文で失敗するんですよ、漫画版の五郎は。
    あと、結構ジャンクなものが好きで、コンビニでたくさんご飯買っちゃったりね。
    ドラマより仕事している描写が少なくて、そこが少し不満だけど、個人的には大好きな漫画100選には確実に入る面白さでした。

  • なんて飯をうまそうに食う漫画だ!ドラマ版もうまそうに食べてくれます。

  • ドラマと比べると五郎さんの性格がなあ・・・と思いましたが、普通周りの人には分からない心の声がダダ漏れ状態なためしょうがないかと、見かけは独りで飯食っている(食いすぎだが)少しかっこ良さげなおじさんな訳だし。おまけに巻末の【特別鼎談】によるとお酒の飲めない設定の理由もかわいそうだしで、自分の入院もしっかりネタにする久住氏と、谷口氏の作画に対する姿勢に感心した1冊でした。  ニコラス・ケイジ版もぜひ見てみたい。

  • ドラマを先に見ていてドラマのほうが個人的には主人公の感じが好きだった。漫画のほうが毒舌。またそこがいいんだろうけど。漫画とドラマは別物だな。でもおいしそうな絵はやはり腹が減った。

  • 話しに盛り上がりがあるでもなく、
    食べたくなるようなメニューでもなく、
    結論や教訓があるでもなく、

    でも読み進めたくなるのが不思議で、この作品の魅力なんだろうなあと思いました。

    あーこんな感じでもいいんだ(許されるんだ)って気持ちになれる良作です。

  •  原作者の久住昌之については『食の軍師』で知っていたが、ドラマのSeason2開始前に周囲でプッシュされていたのを機にドラマを観て、先にドラマにハマりました。

     原作マンガである本作と読み比べて感じたのは、ドラマよりも本作の方が繊細だということでした。
     ドラマのSeason2はほぼテンプレ化された展開で、料理そのもののおいしさもさることながら、料理を美味そうに食べる松重豊にウェイトが置かれています。これに対し、本作では食事に対する主人公のこだわりやポリシー・美学といったものに重きが置かれています。そういう意味では、原作の方は少し『食の軍師』寄りと言えるかもしれません。
     原作とドラマ、それぞれの味わいと面白さがあるので、両方楽しむのがオススメです。

    (※新装版には追加のエピソードとインタビューが載っているので、そちらをオススメします)

  • Kindleを購入して最初にダウンロードしたのがこれ。

    半額セールをやっていたので300円で買えた。

    噂は聞いていたけど、想像していたより「投げっぱなし」な終わり方が多いのに面食らった。

    でも、それが返って不思議な味を出しているのが面白い。

    一話一話が短いので無理して料理にストーリーを絡めることがないのが潔くて好感が持てる。

    胃が弱くて小食な僕としては、一度の食事でこれだけ食べられるといろいろ食べられていいなぁと素朴に思う。

  • テレビドラマで知った口だが、
    いまになって、谷口ジローさんから
    漫画に入っていったら、これまた素晴らしい。
    ドラマから、飲食店紹介漫画かと勝手に思っていたのだが、どちらかといえば、ゴローという1人の男を描いた人間ドラマのように感じる。
    自分も1人で歩き、1人で食べるから親近感が湧く。同世代だがあの歳で、あれだけ食べられるのは
    少し羨ましい。

  • 孤独。

著者プロフィール

1958年生まれ。マンガ家/ミュージシャン。美学校出身。滝本淳助とは、『タキモトの世界』や「東京トワイライトゾーン」(「タモリ倶楽部」内のコーナー。1989年に日之出出版から書籍化)などでコンビを組んだ。

「2015年 『滝本夢絵日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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