エンジン・サマー (扶桑社ミステリー ク 22-1)

  • 扶桑社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594058012

感想・レビュー・書評

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  • 遠い未来のノスタルジーが詰まった一冊

  • 極上のファンタジー、です。
    通勤電車で細切れにではなく、たっぷり贅沢な時間のお供に連れて行ってください。勿体無くてページがなかなかめくれません。

    読んで終わって薄暗くなってて、「あ、電気つけなきゃ」なんて、久々に体験しました。ほわぁ、よかったぁ~。これが出版されたとき、大学受験を控えた年の瀬でした。あのとき無理に読まなくてよかったような、そういう年齢で読んでおきたかったような。

  • 幻想文学と思いきやSF。とても面白く読めたうえ、エンディングのもの悲しさと来たら、もう。素晴らしい一冊でした。読んで良かった。

  • 名作復刊。ファンタジーの皮をかぶったSFであります。宮崎駿の「天空の城ラピュタ」の元ネタはスウィフトの「ガリバー旅行記」だと言われていますが、直接はこの作品ではないかと思うのですよね。

  • 大人の童話だなぁ。清涼感が残ります。

  • 素敵な本です。

  • こんな読書体験は初めて。ディテールの描写が素晴らしい。翻訳家泣かせだったと推察。例えば時間を表現するのにキスに例えた場面など(362ページ) 美しい物語そして結末を読み終わった後の切なさ。

著者プロフィール

1942年、アメリカ・メイン州に生まれる。ニューヨークでテレビ・映画関係の仕事に携わった後、小説家を志す。75年長編第一作「ディープ」を発表、一躍脚光を浴びる。以後、マサチューセッツの田舎町を転々としながら、「エンジン・サマー」(79)「リトル、ビッグ」(81)「愛と眠り」(94)など、次々と傑作長編小説を書き継ぐ。ヴォネガット、ブラッドベリの流れを汲む、SF/ファンタジー界の異才作家

「2014年 『古代の遺物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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