- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594063245
作品紹介・あらすじ
世界を席巻する韓国企業の"強さ"は本物なのか?オーナー経営、ウォン安、FTA、特赦…"官民一体"のイケイケぶりを徹底分析。
感想・レビュー・書評
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韓国企業の強さ
1.トップの強いリーダーシップ
2.スピード経営
3.グローバル経営
4.能力主義と若返りなどの人事制度
5.徹底したベンチマーク
管理職が現場をよく知っているとのこと。そのことも強さなのだろう。
大企業の強さの裏では中小企業が苦しんでいる。
また政府主導で、大企業を後押ししていることがよく分かる。
今後も韓国企業の動向は注視したい。その手始めに参考になると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
韓国企業の躍進の理由が分かりやすく説明されているだけでなく、躍進に伴う負の側面や韓国経済全般の実態についても学ぶ事ができます。
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ほめたてるだけでもなく、悪いところをあげつらうだけでもない。
バランスよく冷静に書かれているところが良い。
長いスパンでリアルタイムに時事問題を広く拾ってきている人には
周知のことが多いかもしれないけれど、少なくとも私はそういう面で
至らないところが多々あるので興味深く読めた。
韓国が好きな人にも嫌いな人にも、興味のない人にもお勧め。 -
サムスンやLG、現代自動車など、韓国企業の勢いをまとめた内容。サムスンをはじめとする韓国企業をわかりやすく短時間で読める一冊である。
この勢いに対して、私たちの企業がどのように立ち向かえばいいか、今後誰しもが直面する問題じゃないだろうか。 -
近年の世界市場における韓国企業の躍進が良く分かる本。簡単に言うと国を挙げてのコンプライアンスを犠牲にした財閥企業支援体制。
過去と現状は良く分かるんだけど、韓国企業の今後に関する結論が極めて安っぽいのが残念。★3- -
・韓国の原発受注。2017年稼働予定の原子炉4基で総額400億ドル。韓国の提示は破格で、フランス連合より4割安いと言われている。政府の命令で韓国電力公社には80人24時間体制のチームが組まれた。しかし、建設に不安を抱く韓国は受注後、東芝ウェスティングハウス連合に技術協力を求めた。
・フィラコリア会長のユン・ユンスは四時に起きて一番に出社した。・韓国企業の強さ:トップのリーダーシップ、スピード経営、グローバル主義、能力主義と若返り、徹底したベンチマーク
・アナログ時代からデジタル時代への移行をチャンスととらえた。
・サムスングループ時価総額は、韓国上場企業の時価総額の合計の20~30%。
・韓国の2008年の貿易依存度は92%。
2011年5月6日 読了6