奇跡を起こす 見えないものを見る力

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594064860

感想・レビュー・書評

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  • 無農薬栽培は不可能と言われていた、りんごの無農薬栽培を10年かけてやってのけた木村さんの生き方、考え方に感動した。

    何度失敗してもあきらめない。必ず実をつけてくれると信じて、その時出来る精一杯のことをやり続けた忍耐力とチャレンジ精神。りんごの木が何を欲しているのか、木のそばでひたすらに考え続けた10年間だったそう。

    木村さんがりんごの木に接したように、自分も子どもに接することができたら、子どもはのびのびと花を咲かせるんだろうな、などと思いながら…。

    木村さんに起こった数々の不思議体験(龍を見る、宇宙人に連れ去られる等)も木村さんだからこそ妙に納得できる。こういうことはきっとあるのだろう。

    今後の野望も書かれていて、それがどうなるのか動向がとても気になる。

  • 奇跡のリンゴが読みやすすぎて、同等の文章力を期待して読んだらがっかりする本。内容はすばらしいのに。

  • リンゴが農薬をたくさん使っていることに驚いた。見た目で買う消費者が変わっていくこと、原子力も農薬も地球の命を縮めている。化学物質過敏症で困ってからでは遅いと思いました。

  • 日本の野菜は農薬使用が多くて危険、食べないほうが良い...としている国もある...という内容が、強く印象に残りました。
    有機農法だから大丈夫...とは言えない理由も、少し理解が進みました。
    土や自然の汚染を食い止めて、自然と共生する方法...
    普段、購入している食べ物や品物を、意識的に選んで購入することで、応援していきたいなと、強く思いました。

  • 木村さんの本を読んだのは二冊目。
    ドキュメントを柱に、自然栽培を哲学的に書かれていて元気付けられました。

  • 見ていても、何を見ているのか。
    見えていなくても、何を感じ見ているのか。

    「見えない存在」と出会えているからこそ、神秘的で奇跡に感じるのかもしれません。信じるか、信じないかは各人の思い。
    不思議なものにであったから、そのパワーを授かったわけではない。
    あやかりたいと思っても、木村さんの人生で起きたこと。
    奇跡を起こす力は備わっていても無意識に「まやかしだ」と遮断したり、思いを排除していたりするのではないか。
    答えは世間ではなく自分の中にあると信じて、自分の答えを出していこう。

  • 見えないものをみる力をつけよう。
    まずは心掛けよう。

  • 「奇跡を起こす見えないものを見る力」ここで言う「見えないもの」とは、りんごの木の根であり、龍であり、宇宙人であり、霊なのだろう。

    スッキリしないことが多い。

    根(土)が重要であることは、私のような家庭菜園レベルの人間でも知っている。気付くのが遅過ぎだと思う。

    いいこと言ってるんだけど、龍とか宇宙人とか霊とかと絡めて話されるからなんか胡散臭くなってしまっている。

    自伝的、エッセイ的にしたかったからそうしたのだと思うけれど、単純に農業の話(科学的な)にしてもらえた方が私には面白かった。

    やる気と情熱はすごい。人との出会いは重要。この人はどこを目指すのだろう?

  • もう少しゆっくり、ペースダウンして
    のんびり自然を見てみなさい。

    自然の摂理に帰りなさい。


    この一文が今の世の中、今の自分にズシンと
    来てしまった一冊。

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著者プロフィール

1949年青森県弘前市生まれ。
弘前実業高校卒業後、川崎市のメーカーに就職。そこを1年半で退職して71年に故郷に戻り、リンゴ栽培など農業一筋の生活を始める。
78年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培に挑戦するが、失敗続きで苦難の日々を送る。
しかし遂にその完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功、2006年にNHKテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀」に登場し、注目される。
現在はリンゴ栽培のかたわら、国内外において自然栽培法の指導や講演活動で多忙な日々を送っている。
2013年に、その挑戦と苦難の日々を描いた映画『奇跡のリンゴ』が公開され、大きな反響を呼んだ。

「2020年 『新装版 地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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