- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594069964
感想・レビュー・書評
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62:避けるべき、とされている「乱読」を勧める、珍しい本。私はわりと乱読派だと思っていたけど、外山先生がおっしゃるには全然乱読ではないらしい……。でも興味のない本は読めないんじゃないかと、なかなか手が伸びません。←というところからして×なのかな。
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すべての読書から何かを得ようとする貧乏根性はいかんよ、なんていう言い方はしないけど、違う捉え方もあるということを著者の体験の中から伝えてくれている。
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帰省中に実家本棚を物色して。2018/7月
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乱読によって、思いもよらない結末を引き寄せる(セレンディピティ)可能性が増えるということは分かったけれど、文章の口調が若干気になる。そうは言っても、本書の執筆時91歳ということからして、ありがたいお言葉と思えば、言葉じりも気にならなくなるかな。
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どこかでオススメされていて、「思考の整理学」と同じ著者の本かと思って手にとってみた1冊。なんとなく内容は予想のついていたものだったけど、自分の頭で考えていることがよく伝わってきた1冊でした。特に、知識と知恵の部分。どれだけ本を読んでいようが、そこで得た知識を使いこなしていかないと意味はない。それと、2つ3つの専門分野をつなげることでお互いの専門知識を相手が活用しやすい土台がつくれていく部分は、だからこそ自分が経験してきたことでない領域の人たちと意見交換・情報交換していく意味があるんだよなと改めて思いました。
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途中、お年寄りにありがちな自分の話、になる。
今それとちょっとどういう関係か、難しくてそっちに気を取られてしまって困ったんだけれども(笑)
ただ読み、その意見にうなずくだけじゃなく、なんでだろう?そういえば前読んだ本はこうだったような、とか自分の頭を使いながら読むことの大切さ。
読めばいいってもんじゃない、というショーペンハウエルなら何て言ったかな、とか思いながら、でも頭を使って考えるから許してね、凡人なりに。なんて一人で結論付けた。 -
風の如く読了し、
予定不調和を楽しむ。 -
外山滋比古さんの読書術。思考の整理学などでも書かれていた乱読の勧めが書かれたもの。乱読することで学際的な知識の結合でイノベーションが生まれることを前提に推奨している。
乱読はショウペン・ハウエルが書いたような悪い読書の仕方、思考の整理学でもグライダー人間といって考えない人間への警鐘もあったのだが、この本ではその辺のデメリットはあまり書かれていない。
まぁでも本を読む楽しさが書いているのでいいんでないでしょうか。