- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594073657
感想・レビュー・書評
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先の心配をするよりも、今の充実、家族の幸せの為にお金を使う事の重要さに気付かされる。ただ、住宅は損得だけでなく、所有する喜びもあるはず。となれば、リセールバリューのある不動産を購入すれば解決するのではないかと思う。
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老後について、色々な知恵とか工夫、もちろん貯金も必要だが、結局はどうなるかもわからないので、柔軟に対処するしかない。その事を再確認する本。
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老後のお金の事不安ですよね。まだ若いじゃないかと言われても、もう20年もすれば66歳ですからあっという間です。
働かなくなれば当然あてにするのは年金です。年金を基にいくら貯金すればいいのか。そもそも20年後年金制度崩壊していないの?と心配が尽きる事はありません。
色々節約してちょっとづつでも貯金しなければならないのでは・・・。
そんな悶々とした気持ちを払拭しようと思って読んだのですが、一番は借金を極力せず、ちまちました節約はせず人生を楽しみ、無駄な買い物はせずいいものを買って長く使う。なるほどという感じですよね。しかし家を買わない方がよいという事にぐったりしました。既に買っているけれど子供は巣立って夫婦二人で暮らしています。確かに贅沢だよなあと思いますがあと10年後に売るという事は考えられない・・・。借金せず、保険も掛け捨てにして現金をいつでも使えるようにしておく・・・。どれもしていない(笑 -
「節約と苦労ばかりで老後を迎えても、自分の人生はなんて大変だったんだ、楽しい思い出はない」というのは避けたい。しかし、自分には柔軟性が足りないのでなかなか難しい。
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読んで損ではない
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5017/5/23我慢しないで暮らすという類書と少し毛色の違った主張だが好感。最後の住宅のところは再読したい。★4
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・自分が本当に欲しいものを突き詰めること。老後のために貯蓄するのがお金の目的になってはいけない。恋愛、家族や友人との時間や自然、スポーツ、芸術を楽しむのが人生。それらに限らずやりたいことを明らかにしてそれにちゃんとお金を使おう。
・若い時に経験しておいたほうがいいものは山ほどあるはず。今しかできないことを目一杯楽しむためにお金を使おう。
・老後になってから家族関係を作ろうと思っても遅い。現役時代からお金をかけてそれらを作っておこう。今ある資産とお金の使い方については家族と話しておこう。 -
経済評論家の佐藤治彦氏による、文字通り老後まで安心するためのお金の話。
具体的でわかりやすく、とても勉強になった。 -
オーディオブックで読了。
大筋の所では著者の主張に同意できるが、所々に「先のことはどうせわからないんだから」的な記述でうやむやにしている点は正直微妙。
公的年金に関する論は大変参考になった。僕は会社勤めなのであまり考えずに各種公的年金の掛け金を払い続けていたが、それの意義を知ることができたのは大変大きかった。
公的年金の特徴は以下3点
・掛け金+税金で運用されているので、掛け金を払わない=受給資格を失うと消費税などの税金だけが持って行かれる形になる
・長生きリスクがない(生きてる間ずっと受給)
・遺族年金を考えると下手な民間の保険よりも強力
まぁ、今のままの年金制度が維持できるはずがないので、受給年齢の引き上げと受給金額の引き下げは免れ得ないのだろうけど、掛け金払わないともっと割を食う形なのは確か。(ギリシャの様に国家が破綻しかけると年金がゴッソリ無くなる=掛け金が無駄になる可能性もあるんだけど)
ちなみに、最後の方に持ち家論争を熱く語っておられるのだけど、持ち家を持つこと(或いはローンを組むこと)のリスクばかりを沢山並べて、例えば団信については一言も触れないなど、ちょっと偏りがあるなぁという感想。公的年金で遺族年金について述べるのであれば、団信についても無視すべきではないだろうと。
まぁ、そういうことで、お金について色々なものの見方を身に付けたい人は、本著や山崎元さんの本なんかを何冊か読んで、自分なりの”思想”を固められるのがよろしいかと思います。