働かないアリ 過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~ (扶桑社新書)
- 扶桑社 (2024年3月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594096625
感想・レビュー・書評
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第1章 過酷な環境 変わった習性/第2章 みんな進化を誤解している/第3章 利用するアリ 利用されるアリ/第4章 おしゃべりなアリ 寡黙なアリ/第5章 過労死するアリ サボって長生きするアリ/第6章 アリ研究者、宇宙を目指す
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「アリ語で寝言を言いました」の村上先生のアリ本。今回も面白い。アリ愛にあふれてる。
アリは現在1万5000種。まだまだ増えるかもしれないそうだ。
初めに出てくるトゲアリの仲間だけでも、幼虫の出す糸で葉っぱを紡いで巣をつくるやつやら、クロオオアリに寄生して巣を乗っとるやつやら、満潮時水没する巣に住んでいて5℃以下であれば100時間も水中にいられるやつやら、第1章からなかなか面白い。
その小さい相手に対して、体毛を剃ったり、解剖したり、研究者たちのすごい世界。
村上先生は、分かりやすい書きっぷりで、とてもよみやすい。本の中のイラストも分かりやすくて面白い。
途中やや難しいところがあったから、また読み返さなきゃ。 -
ハキリアリは、メキシコで見ました。この本を読んで出会いたかった。
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専門的な知識は手に入る。
人間社会への置換えのページが予想以上に少なくて残念。
アリ好きにしか向かず、万人ウケは難しい。
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