通い猫アルフィーのはつ恋 (ハーパーBOOKS)
- ハーパーコリンズ・ ジャパン (2016年8月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596550330
感想・レビュー・書評
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通い猫アルフィーによる人間を幸せにしてくれる物語。アルフィーも恋におちたりして、まるで人間のよう。
みんなが最後には、幸せになる物語は、ほんとほっとします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「通い猫アルフィーの奇跡」につづく通い猫アルフィーシリーズ二作目。
かわいらしい猫ちゃん小説。
前作以降“エドガー・ロード”で通い猫として幸せに暮らすアルフィー。
ある日、空き家だった48番地に新しい住人が越してきた。しかし、夜中に荷物を運び入れるといった人目を避けるような一家の様子に、近隣住民は不審を抱く。
アルフィーはその一家と、そこで飼われている美しい白猫が気になって仕方ない。
この作品の良いところはストレスがないことだ。
登場人物は殆ど善人ばかりで、特に大きな事件もなく、想像通り平和に終わる。
終始気楽に読める。
こういう作品ばかりだと刺激がなくつまらない印象になってしまうだろうが、他の作品の合間に読むには丁度良い。
そもそも猫ちゃん小説とは、そういうものなのだ。
ちょっとした事件が起き、猫ちゃん大活躍があり、ハッピーエンドを迎える。これぞ正当な猫ちゃん小説の形なのだ。
連続殺人事件があって、哀しい背景があり、猫が何匹か巻き込まれて殺されて、悲惨なラストを迎える猫ちゃん小説なんて読みたくない。少なくともわたしは。
タイトルからわかるように、今作ではアルフィーの恋が描かれている。アルフィーの恋は実るのか。
人間と恋しい白猫スノーボールのために奮闘するアルフィー。果たしてアルフィーはみんなを幸せに出来るのか。
はっきり言うと、そんなことどうだっていい。とにかく猫が愛らしい。
アルフィー以外の猫たちも、愛らしく描かれており猫好き垂涎の一冊。 -
心が温まる、可愛いお話だった。我が家にも通ってきてくれる猫がいたらいいのに…
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飼い主のラブシーンが見てられないからって、前足で目を抑える仕草は要らないだろう。
奇跡の方が良かっただけに、残念です。