あの頃、憧れは遠くに (MIRA文庫 SW 1-8 レイクショア・クロニクル)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596913722

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  • 【レイクショアクロニクル②】引き続きのヒューマンドラマ的なファミリーストーリー。アバロンの町のベーカリーのオーナージェニーと警察署長ロークのサマーキャンプでの出会いから現在進行形がメイン。

    ずっと前から好きだった〜の話は大好物。親友とジェニーの間で揺れ動く男心よ!そしてその親友も戦地をくぐり抜け名誉除隊した直後の事故死とか悲しい。

    ジェニーの母マリスカの失踪の真実がまさかの!マリスカについては前作では同情したんだけど本性あらわれたわね。フィリップパパには気の毒だけど一緒にならなくて良かったなと。黒幕はやっぱりなひとでした。やっぱりあっち側はキライ。

    色々詰め込んでる感はあるけどちゃんと次作へのフラグもたってます。ロークと彼の父親との対決というかそっちは解決してないけどそっちの伏線回収は無し?続く3作も読みます。

  • 育ての親でもある祖母が亡くなった痛手も癒されない状態のところに、家が火事となり全焼。呆然とする彼女を自宅へ連れて行ったのは、幼馴染でもある警察署長だった。彼とつきあえることなんてないと思っていたのに……。
    というあらすじからはめためたのラブロマンスぽいですが、実はYAなストーリーがメインでした。しかも未婚での出産がわさわさ。もう少し後日談があればもっとよかったのになー。続編待ちかしら。訳がいいのか、すごく読みやすくて楽しかった。湿気た話は苦手なのですが、これはそんな感じが全くない。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた―親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに…。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。

    これくらいがちょうどいいバランスなんだと思う。
    登場人物の数と、ロマンスの数と、過去の回想のシーンのバランス。
    シリーズの1作目は何?でしたが、2はとてもよかった。
    ジェニーにまつわる人々のこと、デイジーのこと、かなり物語が進んでおもしろかった。
    ルーファスほしいなぁ。いい番犬。
    ロークはちょっとかたくなだけど、それはそれでよし。
    ジェニーとロークはこれから親とどう折り合いをつけるのかシリーズを読めばわかるかしら?

    The winter lodge by Susan Wiggs

  • 〈レイクショア・クロニクル 2〉スカイリバー・ベーカリーの経営者兼コラムニストのヒロイン。富裕層に生まれながらも警察署長となったヒーロー。
    彼らの間に横たわる“ジョーイ”という姿なき存在の重さが とてつもなく大きい。子供時代から互いに想いをよせていながら 運命は2人を結びつけなかった。彼らがおかした罪はこの長期間に及ぶ時間の流れの中で罰を与えられていたのじゃないかなぁ。もう十分償ったと思う。
    前作のヒロインとその父親との新たな関係にとまどうヒロインにもたらされた失踪中の母親に関する事実。そして事件の真相。
    3作目に続く この街で繰り広げられる新たな人間関係も興味深い展開だ。

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