あの頃、憧れは遠くに (MIRA文庫 SW 1-8 レイクショア・クロニクル)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年8月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596913722
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
ベーカリーを経営するジェニーは祖父母が遺した家に独りで暮らしていた。ある日、不運にもその家が火事で焼け落ちた。すべてを失い途方に暮れる彼女を見かね、警察署長のロークが、しばらく彼の家に住んでもいいと申し出た。ジェニーは昔、ロークに憧れていたが、彼はいつもそっけない態度をとり続けた―親友の訃報の悲しみに耐えられず、一線を越えてしまったあの夜を除いては。以来9年ものあいだ、ずっと互いを避けてきたというのに…。心にわだかまりを抱えながらも、気づけばジェニーは彼の申し出にうなずいていた。
これくらいがちょうどいいバランスなんだと思う。
登場人物の数と、ロマンスの数と、過去の回想のシーンのバランス。
シリーズの1作目は何?でしたが、2はとてもよかった。
ジェニーにまつわる人々のこと、デイジーのこと、かなり物語が進んでおもしろかった。
ルーファスほしいなぁ。いい番犬。
ロークはちょっとかたくなだけど、それはそれでよし。
ジェニーとロークはこれから親とどう折り合いをつけるのかシリーズを読めばわかるかしら?
The winter lodge by Susan Wiggs -
〈レイクショア・クロニクル 2〉スカイリバー・ベーカリーの経営者兼コラムニストのヒロイン。富裕層に生まれながらも警察署長となったヒーロー。
彼らの間に横たわる“ジョーイ”という姿なき存在の重さが とてつもなく大きい。子供時代から互いに想いをよせていながら 運命は2人を結びつけなかった。彼らがおかした罪はこの長期間に及ぶ時間の流れの中で罰を与えられていたのじゃないかなぁ。もう十分償ったと思う。
前作のヒロインとその父親との新たな関係にとまどうヒロインにもたらされた失踪中の母親に関する事実。そして事件の真相。
3作目に続く この街で繰り広げられる新たな人間関係も興味深い展開だ。