真夜中の壁の花 (MIRA文庫 LH 2-3)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596916907

作品紹介・あらすじ

ロンドンじゅうの紳士淑女が集う背徳の館〈ナイチンゲール・クラブ〉。これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごした令嬢ミニーは、仮面をつけて正体を隠し、この秘密クラブへやってきた。結婚はもう諦めたが、ただ一度、生涯忘れられない甘やかな経験をしてみたい……そう切に願うミニーの前に現れたのは、放蕩者として名を轟かし、女性なら誰もが憧れるアシュベリー公爵その人。まさにミニーが望む相手だった。かくしてミニーは、社交の場でのお堅い顔を仮面に隠したまま公爵に身を委ねる――それは切ない愛の始まりだった。

感想・レビュー・書評

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  • 放蕩公爵と持参金目当ての求婚者にうんざりしている令嬢が秘密クラブで出会うお話。
    話の展開は読めるけど最後はどうなるのかなと気になったし、相変わらず読みやすい小説でした。

    勘違いしてたけど「セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち」とは別のシリーズなんですね。
    でも登場人物は共通しているし、ハヴィシャムの他の放蕩仲間のお話も読んで見たいと思いました(ぜひ出版を)

  • 多額の持参金のせいでお金目当ての男性からのプロポーズばかりで嫌気がさして、いっそのこと一生独身でいようと決意したもののだったらロストバージン!と秘密のクラブにやってきたミネルヴァとそこで出逢った脚フェチ公爵アシュベリー。頭の回転が良くて率直な物言いに惹かれていく公爵。自分の気持ちに気がつくのが遅いなぁ。もっと素直になれば拗れることもなかっただろうにと。その他、シリーズ1作目とあって色々と伏線が張られててエドワードと兄嫁が気になる。だれか相関図ください。

  • "ハヴィシャムの放蕩仲間”のシリーズの1巻目です。
    シリーズの"ハヴィシャムの放蕩仲間”は、マーズデン侯爵に預けられた3人の少年と、マーズデン侯爵の息子ロックスリー。
    鉄道事故で両親を失った3人の少年は、後見人に預けられることになったが、愛を失ったばかりにおかしくなってしまったマーズデン侯爵は子供達に興味はなく、彼らは問題を抱えたまま大きくなったのであります。そんなわけで、情熱的なロマンスだけではなく、この4人の友情もシリーズの見所のひとつ。

    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5368.html

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