ミヤマ物語 第一部

  • 毎日新聞社
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本棚登録 : 307
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107257

感想・レビュー・書評

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  • 流石、あさのあつこさん。

    毎日小学生新聞に掲載されたものをまとめたもののようですが、面白い。児童書ということで大人の目に触れないのはもったいない。

    それぞれの世界に住むハギと透流(とおる)の物語ですが、前者のウンヌ世界では人はマノモノと恐れられ、後者は普通の世界で透流は小学生。その二人が出会うと・・・

  • ぐいぐい読めた。あさのさんの本は、どれもお話に引き込まれてしまうので、とても読み易い。階級のある社会で生きるハギと、登校拒否の少年透流の出会いの物語。新聞連載中は、毎日どのあたりで区切られていたのかが気になる…。

  • 読みはじめが、苦しい。だんだんのってくる。最後まで読むと続きが気になる。

  • 一気にのめりこみます。

    ファンタジーなのに考えさせられる箇所が随所に!

  • 夜の世界「ウンヌ」で最下級に生まれたハギは、身分制度に疑問を持っている。一方、日本の小学生・透流はいじめを受けて不登校になるが、亡き父親の故郷「雲濡」に興味を持ち始めて…。
    ストーリーはハギの視点と透流の視点、双方から展開します。不思議な世界「ウンヌ」が、日本の片田舎とどんな繋がりを持っているのでしょうか。謎が多いウンヌですが、登場人物一人一人に何か隠されていそうなところが気になります。
    あさの先生ならではの、狭くて凝縮された世界観も魅力的でした。今後がとても楽しみ、というか早く続きが読みたい!

  • 1章ずつ二人の少年の目線から語られていくので、読みやすいし、興味をそそる。うんぬとウンヌ音は同じだが、世界はまったく異なる。現代とカースト制度のような厳しい身分制がしかれていた古代か?それとも遠い未来か?それぞれの世界に住む少年があるとき、出会う・・・。この二人にどんなつながりがあるのか・・・。すごくいいところで終わっているので、早く続きが読みたい!!と思わせられる一冊。

  • 続きが早く読みたい!
    不思議な物語。
    重なりそうで重ならない…
    重なってどうなるのか…

  • 初めて読んだあさのあつこさん。
    児童書ということもあって、たいへん読みやすかった。
    引き込まれるような魅力のある作品です。
    2部が楽しみです。

  • ウンヌをキーワードに出会う異界の子ハギと透流の物語(序章)、少し暗い雰囲気だが不思議な魅力!引き込まれます。早く続きを読みたい。。。

  • 続きが楽しみですよ!

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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