- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620200224
作品紹介・あらすじ
怖そう、でも本当は…。勇気と思いやり、家族や友達との絆、目には見えない大事なものに気づかせてくれる、不思議な古道具屋さんのお話。
感想・レビュー・書評
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ちょっと不思議な古道具屋さん「ほんなら堂」を舞台にした
現代和風ファンタジー
舞台といっては語弊があるかも
ほんなら堂と、その店主のちょっと怖そうなお婆さんは
登場人物である子供達が困った時に
ふらっと存在感を現しては手助けをする
そんな補助的な位置にある
認知症の進んだ祖母との関わり方がわかなくて戸惑う女の子
母がなくなってから父との距離がすれ違う女の子
ちょっといじわるな、でも優しい男の子に振り回される女の子
いじめられた友達と溝が出来てしまった女の子
小さなキッカケや一押しや、
偶然の出会いで少し、人生は動きをみせる
そんなお話たち詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・不思議なガラスのしずくで、おばけが見えたり、かたくなって使えなくなった石けんが、ツルツルとつやのある石けんにかわったりと、さまざまな古道具であれやこれやのことを解決していく、ちょっと変わったお話です。とてもおもしろいので、ぜひ読んでみてください。
・ほんなら堂の橙花さんは、こまっている人に不思議な古道具を打って、ちょっとだけ力をかしてくれるおばあさんです。その古道具にであった子たちは、自分で問題を解決して、自分で一歩をふみだすところがおもしろいです。 -
図書館の児童書のコーナーでたまたま見つけて借りてみた。思ったより良い作品だった。ほんのりお話が繋がってる感じがいい。橙花さんがもっと前に出てきても良かったかも。まめだのおっちゃんの話が良かった。軽く読める。2012/206
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魔法を使って何でも助けてくれる、、、
なんて、物語はつまらないと思う。武力だけで問題を解決するのも面白くないとも思う。
自分の問題は自分で解決する。それを少しだけ助けてくれるのが「ほんなら堂」。
知恵と子供たちの強い思いが創る物語をお見逃しなく! -
ホラー系の要素もある児童向けファンタジー小説。
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ちょっと、道徳臭が強すぎる…。
特に第2話。
橙花さんの、気難しそうな顔をしていて、なぜか子どもに先に名乗らせたがる、という謎のキャラ設定に意味がない。 -
ちょっとした悩みを古い道具に助けられて解決するお話。
主人公であるほんなら堂の店主さんは助けてくれるけれど、解決するのはゲスト達。 -
不思議な古道具屋「ほんなら堂」。
亡くなった母に会いたい。いじめで傷ついた女の子に見えない友達ができた。長い時間を生きる男の子の話。古道具屋の燈花さんは、ほんの少し手助けをするだけです。
誰もが会いたいとか、前に戻りたいと思うだけなのにね。